徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 昭和史の10大事件 半藤一利 宮部みゆき

2018-08-31 19:22:22 | 日記
徐仙日乗 読書 昭和史の10大事件 半藤一利 宮部みゆき 文春文庫
読了 読書メーターと重複

半藤と宮部が表題通り大事件を選定しそれを元に対談を行うという趣向。二人の背景、問題意識の違いが垣間見られる。当然、宮部の生まれる前は半藤先輩(卒業校が同じ)に教えを請うという形になるが、この雰囲気が実に良い。半藤先輩の顔がほころんでいるのが分かる。各項目は勿論知っている(つもり)のだが、それぞれに新しい教示があり楽しい。金閣寺放火事件なんて三島の小説のイメージが強すぎて実話を知らなかったし。大政翼賛会の成立、東京裁判時の生の庶民感覚も意外な感じ。目から鱗程では無いが、程よい読書の快感

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1 コメント

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Unknown (omachi)
2018-08-31 19:51:07
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
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