徐仙日乗 読書 昭和史の10大事件 半藤一利 宮部みゆき 文春文庫
読了 読書メーターと重複
半藤と宮部が表題通り大事件を選定しそれを元に対談を行うという趣向。二人の背景、問題意識の違いが垣間見られる。当然、宮部の生まれる前は半藤先輩(卒業校が同じ)に教えを請うという形になるが、この雰囲気が実に良い。半藤先輩の顔がほころんでいるのが分かる。各項目は勿論知っている(つもり)のだが、それぞれに新しい教示があり楽しい。金閣寺放火事件なんて三島の小説のイメージが強すぎて実話を知らなかったし。大政翼賛会の成立、東京裁判時の生の庶民感覚も意外な感じ。目から鱗程では無いが、程よい読書の快感
読了 読書メーターと重複
半藤と宮部が表題通り大事件を選定しそれを元に対談を行うという趣向。二人の背景、問題意識の違いが垣間見られる。当然、宮部の生まれる前は半藤先輩(卒業校が同じ)に教えを請うという形になるが、この雰囲気が実に良い。半藤先輩の顔がほころんでいるのが分かる。各項目は勿論知っている(つもり)のだが、それぞれに新しい教示があり楽しい。金閣寺放火事件なんて三島の小説のイメージが強すぎて実話を知らなかったし。大政翼賛会の成立、東京裁判時の生の庶民感覚も意外な感じ。目から鱗程では無いが、程よい読書の快感
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。