徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 怪奇四十面相 江戸川乱歩

2016-11-30 07:21:25 | 日記
徐仙日乗 読書 怪奇四十面相 江戸川乱歩
青空文庫

初出は1952・月刊誌少年に連載(生まれる前だァ)。自分のことを言えば月刊誌(間に付録が沢山挟んであった)の終わり、週刊誌の始まり頃を記憶している。又、古い漫画雑誌を床屋とかで眺める機会があった。小生も「少年」の江戸川乱歩小説を読んだ記憶がある。長じてポプラ社版に向かうわけで、本作は珍しく全編を読破した一作、詰まり再読という事になろうか。随所で幼い記憶をくすぐられるのは快感であった。「少年」がまた乱歩の盛名に便乗して色々な特集やオマケを生産していた。BD(ボーイズデテクティブ!)バッヂとか探偵団手帳とか本気で欲しいと思った。幸福であった子供時代を両親に感謝するべきであろう。

11月29日(火)のつぶやき

2016-11-30 03:46:38 | 日記

11月28日(月)のつぶやき

2016-11-29 03:42:44 | 日記

11月27日(日)のつぶやき

2016-11-28 03:46:28 | 日記

徐仙日乗 読書 忍法陽炎抄 山田風太郎

2016-11-27 23:52:08 | 日記
徐仙日乗 読書 忍法陽炎抄 山田風太郎 角川文庫
読了 読書メーターと重複

Amazonの古書。ブックオフだったら百均扱いの古びた感。短編が八作。昭和五十八年。ラッキーだったのは既読が一篇のみだったこと。風太郎読みならこの感じを分かって貰える筈。何せ大小出版社がこぞって作品集を発刊してきたものだから、こういう事が起きる。中公とか「ちくま」とかの真面目な出版社も出しているし。昔懐かしい佐伯俊男のカバーイラスト。巻末を見ると32冊目!昭和の後期に角川文庫が横溝正史シリーズをカバーイラスト付きで売りまくり、更に映画界に進出した頃を想う。横溝正史は「今頃、何で俺の本がこんなに売れるんだ?」と不思議がっていたらしい。世は正に松本清張・社会派推理物全盛期であった。忍法帖シリーズもこの時点で古めかしさは同様であり、当時は見向きもしなかった。中身では最後の「甲子夜話の忍者」が珍しい。ちょっと調べたら甲子夜話の松浦静山って明治天皇の母方の祖父だったとの事、関係ないけど。