徐仙日乗 読書 パリわずらい 江戸わずらい 浅田次郎 集英社文庫
読了 読書メーターと重複
多作の大人気作家にしてペンクラブ会長のエッセイ。JALの機内誌に連載された物らしい。内容も気のおけない、飛行機の中で色々サービスを受けながら、豪華な広告の合間にパラパラとめくるのに格好の量と内容って感じ。結構な割合で体重制限の話が出てくる。喧嘩したり罵声を浴びせたりと、まあ、著作について来る写真を裏切らない強面の一面があるみたいで、文学者ではなく作家が相応しいヒトなのだなぁと納得。エッセイに出てこない場面では粛々と升目を埋める作業をしているのだろう。これを読むことによって今まで読んだ浅田作品に新しい要素を発見することは、、、殆ど無かった。関係無いって事には意味があるのかも知れない。他の作家、例えば宮部みゆきとか。