徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 信子 獅子文六

2017-12-31 10:22:46 | 日記
徐仙日乗 読書 信子 獅子文六 朝日文庫
読了 読書メーターと重複

昭和十年代に女性雑誌に連載された。ちくま文庫とAmazonのおかげで文六先生の物は結構読んで来たのだが、本書は冒頭から少々違和感があった。正体は漱石の「坊っちゃん」を模した、一人称語りの所為であると直に知れた。「坊っちゃん・女版」で紹介の殆どは済んでしまう程。テレビドラマとか映画のように主人公・脇役が躍動してサクサク進んでいく。いや事実は逆で昭和のホームドラマって文六先生とかを(一人ってことはないと思うが、あと松竹の喜劇映画とか?)参考・手本にして造られたのではないか?って仮説が浮かんだ。そういえば他の作品も皆んなそうだし。「ホームドラマの父」は言い過ぎか?相変わらず、人物造形と描写の面白さはページを繰る毎に幸せな気分にさせてくれる。「おばあさん」と本作でNHK朝ドラが製作されたらしいが(出来は良くなかったとのこと)さて「おばあさん」がどう絡んだのかは気になるところ。

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