徐仙日乗

日記、随筆

10月30日(月)のつぶやき

2017-10-31 04:18:32 | 日記

徐仙日乗 読書 読書メーターでのつぶやき

2017-10-30 22:46:32 | 日記
菊池寛―短篇と戯曲 >> https://i.bookmeter.com/books/1538407 コメントに続いて極私的な回想を。縁がある(必ずしも座右の書とは限らない)作家ってあるもので、小生にとっては菊池寛がまさにそう。青の洞門・「恩讐の彼方に」に高校・大学の演劇部で出演し、その後プロになってからはスタッフとして数年間巡業していた。まさに血肉と化していた。あと中学で「屋上の狂人」にも出たことがあった。これは弟役で主役級!今思うと、当時でもかなりいびつなチョイスの連続で不思議なくらい。小生の世代で演劇の洗礼を菊池寛作品から受けた、ってのはどう考えても不思議としか言いようがない。新劇の他にも寺山とか唐とか鈴木忠志とか つかこうへいとか百花繚乱の時代。そうそう高校の文化祭では先輩達が「父帰る」を上演していた。

徐仙日乗 読書 菊池寛 短篇と戯曲 菊池寛

2017-10-30 22:04:00 | 日記
徐仙日乗 読書 菊池寛 短篇と戯曲 菊池寛 文藝春秋社
読了 読書メーターと重複

青空文庫にて。読んだのは17編。戯曲以外の菊池寛は殆ど初読。戯曲、歴史物、現代物とバラエティに富んでいる。まぁ読み易いこと。サクサク進む。理性的な心理描写によってグイグイ進んで行くって感じで情緒的な部分が少ない感じ。一番有名なのは「藤十郎の恋」「父帰る」「恩讐の彼方に」(戯曲では「仇打以上」)あたりか。「無名作家の日記」では将来小説家たらんとする青年の懊悩が赤裸々に描写されている。己の才能への懐疑とか嫉妬は今も変わらないのであろうが、当時の同人誌の存在の大きさが伺える。文学賞が全然出てこないのは無かったからか。芥川賞の産みの親がこのような小品を残しているのが面白いし皮肉。それにしても芥川賞がこんなに権威を維持して続いているのが不思議なくらいで、そうなると「菊池寛は芥川賞の人」って位置付けがやはり一番嵌っている。

10月28日(土)のつぶやき

2017-10-29 04:21:08 | 日記

10月27日(金)のつぶやき

2017-10-28 04:19:43 | 日記