徐仙日乗 読書 芝居名せりふ集 演劇出版社
読書メーターと重複
演劇、芝居本の回顧。「演劇界」の演劇出版社のロングセラー。この手の奴、江戸時代は鸚鵡石って言ったらしい。歌舞伎を知り、演劇界を定期購読する様になり、何故か郵便振替で本書を購った。70年代。観劇とレコード(苦労してカセットに落とした)と本書で幾つかは「名調子、迷調子」を口ずさんだものだ。思えば変な高校生だった。少なくともセリフの良し悪しくらいは身についた気がする。未だに下戸で芸無しだがカラオケで「台詞入りのお富さん」(知らない人の方が多いだろうが、気にしない)を演ると、物珍しさで受けは良い。因みに「しがない恋の情けが仇、、、」って奴ね。仕事で俳優に囲まれていた頃は流石に自粛していたが、還暦を過ぎても忘れていないのは結構変な奴なのかも知れない。カラオケの黎明期に何かの記事で「シバオケ」ってのもあったらしいが、実物には巡り会えなかった。どんな物だったのだろう、たまに気になる。にレパートリーは助六、揚巻、勘平、髪結新三、弁天小僧、五人男、三人吉三など。暗唱は元々好きみたいで、「アメニモマケズ」なんかはたまに言えるか確認したりする。近松とか百人一首とかさらっと出てくるとカッコいいのだが。
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