徐仙日乗 読書 三国志(5) 吉川英治 吉川英治歴史時代文庫
再読了 読書メーターと重複
徐庶が出てきて、いよいよ諸葛亮が登場。軍師の登場で三国志っぽくなってゆく。三顧の礼の語源になるわけだが、その間に劉備が数回人まちがいをしているのは昔の逸話っぽくって面白い。諸葛亮がこの小説の本当の主役っていう人といたが、それに相応しい扱いである。つまり格好いい!ついでに奥さんが不美人だったなんて、耳寄りな話も。孔明と鳳徳で臥龍鳳雛と言ったらしいが、軍師が単なる参謀ではなく、チャイナ伝統である文人優位の考え方が見て取れる。ひょっとしたら戦前陸軍の参謀偏重に通じているのかもしれない。会社とかで朝礼のネタになりそうな話が満載ですなぁ。ただ、訓話する人が劉備のような存在になる覚悟が有るかはわからない。得ではなく徳ですから大変。
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徐庶が出てきて、いよいよ諸葛亮が登場。軍師の登場で三国志っぽくなってゆく。三顧の礼の語源になるわけだが、その間に劉備が数回人まちがいをしているのは昔の逸話っぽくって面白い。諸葛亮がこの小説の本当の主役っていう人といたが、それに相応しい扱いである。つまり格好いい!ついでに奥さんが不美人だったなんて、耳寄りな話も。孔明と鳳徳で臥龍鳳雛と言ったらしいが、軍師が単なる参謀ではなく、チャイナ伝統である文人優位の考え方が見て取れる。ひょっとしたら戦前陸軍の参謀偏重に通じているのかもしれない。会社とかで朝礼のネタになりそうな話が満載ですなぁ。ただ、訓話する人が劉備のような存在になる覚悟が有るかはわからない。得ではなく徳ですから大変。