日差しが出てきて蝉が鳴いています。
これから暑くなるのでしょうか・・
どうやら今年の夏はミンミン蝉の声がアブラ蝉を圧倒しています。
昔はアブラ蝉よりミンミン蝉の方が貴重で、その透明の羽根と、モチ竿が届かない太い梢の高い所でミ~ンミ~ンと鳴く美声?が私達都会の子供たちには憧れでした。
夏休みが終わって、学校で田舎持ちの生徒が昆虫採集した昆虫の箱の中に針に刺されたミンミン蝉やツクツク法師の姿を見るにつけ田舎の無い自分が不幸?と思って・・
母親に「何故、家には田舎が無いの?」って母親を困らせた遠い記憶が・・
田舎を持つ子の縁故疎開と両親が都会生まれの集団疎開とで明暗が分かれた戦時中も・・
そんな幼馴染の友達たちも・・
皆、皆、逝ってしまったコロナの夏を・・
今87歳が生きて偲んで盆を迎えようとしています。
旬なキュウリが食べられる幸せ。
「カレーが食べたい」と云えばカレーが出て来る幸せ。ゴチソウサマ
2日続きの低温に食欲も・・何処まで続くか・・この幸せ
又暑く成れば狂いまする87歳のボケ頭。