お盆のあと何日も過ぎて仕舞って今日は23日水曜日です。
隣の棟1階で一人暮らしのS君とはお盆前1か月ほど逢ってもいませんでした。
突然私の棟2階迄現れたのにはビックリするやら「元気で良かった」と喜んで私達の部屋へ招き入れたのでした。
S君は1時間余り一人で喋り続けて、満足して自宅へ帰って行ったのです。
そもそも我が家へ来てくれた理由は・・
「国の鹿児島から野菜が送られて来たので・・一人じゃとても食べきれないのでジャガイモを・・それと家のブルーベリーも・・」
「まさかブルーベリーが採れるの?・・何処で?・・樹が有る?へ~・・?」
「家じゃブルーベリーを欠かした事無いよ・・目に良いって聞いてから毎朝スプーン1杯づつ食べてる・・」
1時間の内ブルーベリーの話も含めて久し振りにS君と3人夢中になってお喋りしたのです。
「又今度お孫さんも連れて来てね・・」
次の日、S君はのベランダの前でブルーベリーの木が植わっているのを確認・・
妻に見せたら「ブルーベリーって雄と雌が無いと実が成らないそうよ」
後で聞いたのですが・・樹は3本位が固まって生えていて、雄と雌の区別はつかないようですが、S君夫婦がこの団地に引っ越してくる前から生えていたそうで・・
とすると50年以上?・・それにしては大きな樹にならない・・
団地内は桜、欅、松、楓、ハナミズキ等の樹は沢山生えてますが・・実が生る木は?・・
夏ミカンはアチコチで見かけますが、近頃は酸っぱいせいか黄色い実を誰も取らないようです・・
柿の木の赤い実は近所の住宅の庭で塀越しに見られますがそれも生りっぱなしが多いようで・・
毎日の様に散歩している私ですがブルーベリーの樹はS君宅ベランダの前だけと断言できます。
お互い何十年の団地に住んでいて、毎年ここでブルーベリーが出来ていて「何故今迄食いしん坊の私に云って呉れないんだ」等と野暮は言いっこ無しとしましょうか・・
E地区の花梨の樹?でしょうか、これも団地内で1本しか生えていないと思いますが・・今生っている実を誰かが採る様子は有りません・・このまま秋を迎えても・・「あ~生っているな~・・」で結果の果は・・
後日、S君は又ブルーベリーを沢山持ってきてくれたのです。
「いや~1日で採れるんですが、只、藪蚊に喰われて・・痒いのを我慢すれば何とか・・」
お陰様で私共では毎朝新鮮な生ブルーベリーが登場して、今の所乾燥ブルーベリーの出番は有りません・・お店のブルーベリーって結構高くて、一袋は直ぐに無くなっちゃうんです・・
S君が呉れた鹿児島指宿のデカいジャガイモはホクホクしてとても美味しいです。
お皿の上で洋菓子のような雰囲気・・勿論仏様に差し上げて、奥様が拝んだら直ぐに戻して戴きました。ゴチソウサマ