団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の52年115 終日雨

2017-10-15 14:24:21 | 日記

此のところ雨の日が続いています。葉が枯れ落ちて蔓ばっかりの朝顔は一輪も咲かない日も有りましたが、今朝は小振りですが8つも開いています。どんよりした雨空のお蔭で夕方暗くなるまで開いた儘です。ベランダのハイビスカスが久し振りに1輪真っ赤な花を咲かせています、天気が悪くとも洗濯をしてる妻がベランダからPC前の私がハイビスカスにカメラを向けて、カシャッと音をさせたら、妻が「足元の方に3日も前から咲いてるのが有るわよ」「エッどれどれ?、あ~これか成程・・」朝顔もハイビスカスも花を楽しむなら雨の日に限るのかも、然しお花自身は明るい陽に向けて存分に半日か1日を充実して終わる方を望んでいるのではないでしょうか、花の命は短くて苦しきことの多かりき・・人生長生きばかり考えず、日々充実しした余生を楽しみたいと思うのですが・・

お昼になりました。出て来たのは蒸したサトイモ、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、いずれも今が旬の農作物、これだけ揃うと戦後の食糧難の時代を思い出しました。当時のお芋は甘さとは無縁の水っぽいオキナワ芋(沖縄で取れたのでは無いと思うのですが、申訳ないが全然美味しくは無かった、増産のみ奨励された農家が供出用に生産したようですが・・、又西洋カボチャは米国では畜産用に栽培されてたと聞きましたが美味しさとは無縁、只々飢えを凌ぐには不味いと言わずに口に頬ばった時代なのです。当時米国から運ばれて来た援助物資、今はララ物資と云う言葉だけが懐かしく思い出されます。余計ですがバタピーナッツの缶詰めは美味しかったし、子供の頃大きなアメリカに憧れさえ抱いた終戦後の頃のお話です。

話が横道に逸れましたが、大きなサトイモは妻が謡のお稽古帰りの近所に在る何時もの農家で先日買って来たようですが、この農家さん自分の畑で取れたもの以外にも近くの農家?から販売を依頼されて野菜等を置いているようです。「うちは前払い現金で払ってしまうから、儲かってるのか損してるの解からないんだ」「だから美味しいかどうかも解んない、美味しく無かったら勘弁してよ・・」

サトイモはホクホクして大変美味しかった。妻「良かった美味しくって・・」ゴチソウサマ

お稽古も解散後は便の悪いお隣の柏市まで買いに行くことも無くなると思いますが・・又一軒近隣の農家からの新鮮な野菜が食卓に並ばないとは淋しい限りです。