皆さんこんにちは!
それでは故事成語紹介行ってみましょう!
今回は「虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)」を紹介します!
物語なんかでは使われるであろう言葉で、意味は「危険を冒さなければ、大きな成功はありえないということ」。
「後漢書」という書物に由来が記されており、それによると、
漢の国の武将班超(はんちょう)が、軍を率いてに西域(せいいき)と言う国に送られました。彼らは西域で手厚く接待されていたのですが、
ある日を境に冷たくされるようになりました。調べてみると、漢国の敵である北方の匈奴(きょうど)の国の使者が来ているためだという。
班超(はんちょう)は、「虎の穴に入らなければ、虎の子をとらえることはでない。」といって部下を励まし、
匈奴(きょうど)の軍の中に突撃(とつげき)を仕掛け、見事全滅(ぜんめつ)させたそうです。
これは現代でも言えることで、成功している人間は必ず大なり小なりの危険を冒しています。
彼らは失敗すれば自分が破綻するかもしれない、大けがをしてしまうかもしれない・・・そういう不安や危険と戦います。
もちろん、彼らも危険に真正面から立ち向かわない、と言ったらおかしいですが、
その危険を最小限に食い止めるための準備、努力もしています。
自分に降りかかる危険といかに戦うかが成功の秘訣、と言えるでしょう。
危険がつきものだからと言って、何の準備も無しに突っ込んでいったら、下の4コマのような目にあってしまうので、注意しましょう(笑)
それでは今回はここまで!ではでは!
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