皆さんこんにちは!
皆さんは何気ない一言で上司や先輩を怒らせたことありますか?
普段温厚な人が、人が変わったようにいきなり怒り出す・・・・それは、あなたがその人の逆鱗に触れてしまったからです!
・・・とまぁ、通販でありがちな前口上で始めたわけなんですが、
今回紹介する故事成語は「逆鱗に触れる(げきりんにふれる)」。
意味は、「目上の人や上司を怒らせること」。
この言葉の由来は結構知ってる人は多いと思いますが、改めて説明させていただきますと、
逆鱗と言うのは竜の顎の下には一枚だけ逆さに生えている鱗であり、それを触られると温厚な竜でも激しく怒り、
触った人を殺してしまう、というもの。
「韓非子・説難」という書物には「人主も亦た逆鱗有り、説く者は能く人主の逆鱗にふるること無くんば、則ち幾からん」
と書かれており、これは現代語訳で「君主にも逆鱗というべきものがあるので、遊説者が君主に意見を述べるときは、その逆鱗に触れないようにするのが大切である」
と言う意味。
ちなみに、「部下たちの逆鱗に触れた」みたいな目下の人に対して使ったり、「俺の逆鱗に触れた」のように自分に対して使うのは誤用で、
あくまで目上の人物に対して使うのが正しいようです。(使う分には違和感はないとは思うんですが。)
それではこんかいはここまで!いつものように4コマのせておきます!ではでは!
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