皆さんこんにちは!
今回はいつもより張り切って紹介していきますよー!
今回紹介するのは「完璧(かんぺき)」。
多分これが故事成語の中で一番今でも使われてるんじゃないかな?
意味も皆さんがいつも使っているような意味で「少しの欠点もなく完全なこと」なのですが、「他人から借りたものを全く傷つけずに返すこと」と言う意味もあるそうです。
「璧」というのは平らで中央に孔の空いた宝玉のことで、「完璧」と言うのは本来「傷のない宝玉」のことを指すそうなのですが、
普段使っている意味で使われるようになったのは、以下の故事が由来となっているようです。
中国の戦国時代、趙の国には「和氏の璧(かしのへき)」という名宝がありました。
秦の国の昭王(しょうおう)はこれが欲しくてたまらなくなり、璧と秦の15の城とを交換しよう、と持ち掛けてきました。
当時強国であった秦の申し出に、趙の国王はどうすべきか悩みました。
そんな中、家臣である藺相如(りんそうじょ)が璧を持って秦の国へ使いに入ったそうですが、なんと昭王は璧だけ奪い取って、城は渡す気配が全くありませんでした。
それを知った藺相如は昭王を欺き、見事璧を無事に持って帰ったそうです。
そしてこの時の故事を「完璧而帰(璧をまっとうして帰る)」と表し、そこから転じて、今の「完璧」と言う言葉になったそうです。
以上で故事成語の紹介は終わりますが、ここで皆さんに報告を。
私が故事成語を紹介する時、「小・中学生のための学習教材の部屋 知識の泉」というサイトを参照しているのですが、
今回紹介する故事成語で、ここに載っている故事成語をすべて紹介したことになりました!
もしかしたらここに載っている以外にも、探せば見つかるかもしれませんが、どの言葉は紹介してあの言葉はしなかった・・・みたいに
こんがらがってしまいますので、きりの良いということもあり、勝手ながらここで故事成語紹介を終了とさせていただきます。
次に何をやるかはまだ決まっていませんが、ブログ自体は続けていきますので、決まり次第報告させていただきます。
1月末から始まったこのブログ、今まで途切れることなく続けられたのは、訪問、閲覧してくださっている皆さんのおかげです。
私自身語彙力がないので、上手く言うことが出来ませんが、本当にありがとうございました!
それでは今回はここまで!ではでは!
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