
皆さんこんにちは!
それでは早速故事成語紹介行ってみましょう!
今回紹介するのは「孟母三遷の教え(もうぼさんせんのおしえ)」。
意味は「子供の教育環境には、良い環境を選ぶことが必要であるという教え」。
「孟母」というのは、戦国時代の中国の儒学者(じゅがくしゃ)である孟子(もうし)の母親のことで、彼女の教育にまつわるエピソードが由来となっています。
まだ孟子が子供だった頃、彼女たちははじめ墓地の近くに住んでいました。ところが、孟子が葬式の真似ばかりするので、これは教育によろしくない、と
市場の近くに引っ越しました。葬式の真似はしなくなったものの、今度は商人の真似ばかりして遊ぶので、ならばと学校の近くに引っ越しました。
結果、孟子は生徒の真似をして文を書いたり、勉強するようになったため、「この地こそ子供にふさわしい」として、
そこを住居に決めることになったそうです。
以上が「孟母三遷の教え」の故事となっています。
商人くらいなら教育には悪くなさそうな気もしますが、彼女は学問の道に進んでほしかったのでしょうか。
でもその結果、孟子は儒学者として、歴史に名の残る人物となったので、母親の教育は正しかったのではないでしょうか。
それでは今回はここまで!ではでは!
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