皆さんこんにちは!
気付けばあと一週間で2月も終わりですね!
でもやることは変わらないのでいつも通りいきましょう!
今回紹介する故事成語は「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。
意味は「復讐のためにあらゆる苦労や悲しみに耐え忍ぶこと」、または「成功を期待して耐える事」。
この言葉は中国の歴史読本「十八史略」の「春秋戦略」に由来しているそうで、
春秋時代に越の王勾践(こうせん)との戦いに敗れ死んだ呉の闔慮(こうりょ)の息子夫差(ふさ)は、
仇を討つ為に固い薪(たきぎ)の上に寝て、その痛みで復讐の心を忘れないようにし、
三年後、会稽山(かいけいざん)にて勾践を降伏させることに成功しました。
その後勾践は、夫差の部下になりながらも、その恥を忘れないように自室に苦い熊の胆(きも)を掛けて、それを甞(な)めて耐え忍び、
十数年後に夫差を滅ぼし、雪辱を果たしたそうです。
どちらもその時の恨みを忘れないために、あえて苦しいことを自分からしていたんですね。
この臥薪嘗胆という言葉、最初の臥薪は薪の上で寝る事、後ろの嘗胆は胆を甞める事をさしていて、
二人の苦しみに耐え、後に目的を達成した、という出来事に由来して、この言葉が生まれたんですね。
以上が、「臥薪嘗胆」の紹介になります。
いや~、実は今回の4コマ、割と初めた時から考えてたんですがなかなか決まらなくて、
今回ようやく漫画にできたんですよ。
なんとか漫画にできて良かったです(笑)
それでは今回はここまで!ではでは!