JR 大久保駅から大久保通りを山手通りに向かって進みます。すると200~300m位歩いた左側に、「たいやき」の看板を発見。ビルの1階にある為か、一見たい焼き屋さんとは思えない店構えです。なんとか「たいやき」の看板があるので、ここがたい焼き屋である事がわかります。外観にはお店の名前はありませんが、立て看板に「デリピア」とかかれていました。お店のお姉さんにお店の名前の事を聞いたところ、デリビアとは「甘い物」などを示す意味らしい。いったい何語なのでしょう?
早速デリピアのたい焼きを買うことにします。メニューを見ると、あんこ・チョコ・クリームとホットク・・・?ホットクって韓国の丸いあのホットク。確かにこの大久保辺りは、韓国料理のお店が多くあり、東京都のコリアンタウンとしても有名です。そんな場所柄もあり、ホットクが売っていてもおかしくないのですが?まあそれは放っておく(ホットク)として、3種類の中からあんこを買うことにしました。と、メニューのたい焼きの写真をみると、これ韓国のインオパン(鯉焼き)もしくはプンオパン(鮒焼き)ではないですか。中の焼き機を見ると、独特な丸い形の回転式を使用しています。まさしくこれは韓国のインオパンorプンオパンです。では、インオパンとプンオパンの違いは何か?いい機会なので調べて見ました。見た目で鯉と鮒の形の違いかと思いますが、皮が薄く油で揚げたようなパリパリとした食感がインオパン(鯉焼き)で、皮が厚く中はちょっと柔らか目で、皮がパリッとした食感がプンオパン(鮒焼き)です。そう考えると、プンオパン(鮒焼き)の方が日本のたい焼きに近いようです。
ではここデリピアのたい焼き・・・いやインオパンいやプンオパンを食べてみたいと思います。たい焼きいやインオパンいやプンオパンの・・・ぅ~なんだかややっこしいなー。このデリピアのたい焼きは、皮がサクッとしていて中がもっちりしていました。という事は、プンオパン(鮒焼き)という事になります。もっちりとした生地は、食感がしっかりしていて、甘いあんこによく合います。小ぶりな事もあり、丁度いい甘さかもね。あっさり食べてしまい、味の感想もあっさり気味になってしまいました。これなら後の2種類を食べてもよかったような。このたい焼きの皮なら、もしかするとチョコも美味しいかも。
プンオパンといえば千駄木にある果川家 (かせんけ)が有名です。でも果川家とデリピアでは、同じプンオパンでも形が違います。勿論日本のたい焼きにも違いがあるように、韓国でも違いがあるのは当然。このデリピアのプンオパンは、尻尾が上下に広がり、可愛らしい形をしているのが特徴です。
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