たい焼きを探しに、東京都台東区に来ました。
令和4年3月下旬、東京に桜の開花宣言がありました。でも満開は、もう少し先のようですね?東京の桜の名所は数々ありますが、やはり一番の見どころは、上野公園ではないでしょうか。
今回のたい焼き屋さんは、上野公園から少し歩いた場所にあります。
そのお店の住所は台東区上野桜木ですが、ざっくり言うと谷根千です。有名処では、カヤバ珈琲さんのすぐ近くで、カヤバ珈琲さんがある交差点から、言問い通り沿いを寛永寺方向に歩いた、3軒目にあります。そのお店は、たいやき ととさんです。
たいやい ととさんは、令和3年2月にオープンされたようで、新しさを感じさせるたたずまいのお店です。
お店の前のボードを見ると、たい焼きは一丁焼きで、あんこは炊き立ての自家製のようです。これは期待大ですね。
かわいらしいたい焼きの絵柄の暖簾をくぐり、お店の中に入りました。カウンターと椅子があり、店内でも食べられますが、2人~3人ほどでいっぱいになりそうな空間です。早速そのたい焼きを、買ってみましょう。
たいやき ととさんのたい焼きは、一匹一匹焼く一丁焼きのたい焼きです。見ると、既に焼き上がっている物が、数匹用意されていました。なので、注文してすぐに手渡していただきました。
紙袋に入ったたい焼きはとても熱く、やはり一丁焼きはこうでないと。待ち時間も無く、いいタイミングで焼かれているんですね?
お店を後にして、谷根千の人通りの少ない裏路地で食べました。買って数分経ちましたが、たい焼きの熱は保ったままです。紙袋からたい焼きを出し、頭から食べました。ボードに書かれているように、サクッとそしてモチっとしていました。確かに一丁焼きのたい焼きは、サクッとした物はよくありますが、モチっとした物はお目にかかった事はありません?最初手に待った時、やけにやわらかいと感じました。
食べていてわかった事は、たい焼きの生地が小麦粉ではなく、米粉を使っているような・・・? ボードにあるように、薄皮のたい焼きですが、背びれの所だけは、生地の部分が残っていました。高温で焼いた場合、小麦粉なら気泡が抜けたようになりますが、背びれの部分を見ると、白いお餅のようになっていました。
もしそうならば、また新たな疑問が出て来ました。米粉を使用した生地では、このようにこんがりとした焼き色にはならず、どこかしら白い部分が残ります。たぶんですが、小麦粉と米粉のブレンド粉を使っているか、もしくはたいやき ととさんオリジナルの粉を使っているのでしょう?
もう一度言いますが、一丁焼きの天然物のたい焼きで、このサクッとモチっとした食感は珍しいです。そして中に入っているあんこも、「炊き立て甘さ控えめあんこ」と書かれているように、このたい焼きの生地にマッチしています。
表現が合っているかわかりませんが、ぜんざいを食べているような味わいです。食べ終えた後、もう一匹食べたくなりました。
なにかが見つかる広告