おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・    一番鯛 in   佐賀県佐賀市

2011年03月07日 | たい焼き


 九州たい焼きと聞くと、もちっとした食感の白いたい焼きや、全国に店舗展開している日本一たい焼が有名です。そんな中にありながら、独自で頑張っているお店も沢山存在します。
 現在全国に30店舗ある日本一たい焼が登場したのは、あのエス・エー・ジー・エー SAGAでお馴染みのはなわ氏が全国に名前を轟かせた佐賀県です。でも佐賀県に元祖店の一店舗のみで、後は九州各地にお店があり、どうしても佐賀県のイメージがありません。こんな話をしていると、今日のたい焼き日本一たい焼と思われる事でしょう。でも残念ですが、ただの前ふりでした。

 さて本題に入りますが、そんな佐賀市に、今日ご紹介するたい焼きがあります。鹿児島本線 JR 佐賀駅から西の方向に1キロ程行ったところに、一番鯛というたい焼き屋さんがあります。こちらのお店はバス通りに面していて、駐車場も広く車で来ても大丈夫。と駐車場に立っている鯛の看板を見ると、「博多本格たい焼」と書いてます?「えっここは佐賀なのに・・・・」と思いつつ、九州の人はやはり博多を意識しているのでしょうか。なんだかはなわ氏のメッセージが伝わってきます。

                    

 早速一番鯛さんの扉を開け、店内に入りました。厨房は広く、中でせっせとたい焼きを焼いてました。メニューを見ると、黒あん・白あん・カスタードの3種類。僕は勿論いつもの黒あんを注文しました。既に焼きあがってあったたい焼きを保温ケースから出していただき、150円を支払いお店の名前が入った紙袋に入れて手渡してもらいました。お店を後にした僕は、来る途中にあった公園でたい焼きを食べる事にしました。お店から数百メートル先にあるどんどんどんの森公園のベンチに座り、ゆっくりとたい焼きタイムにしましょう。
 紙袋から取り出したたい焼きを見ると、あのたい焼きの形に似てます。確か厨房を奥を見たとき、これはあの大手たい焼き屋が使っている物と同じで、上下から合わせるカプセル型のたい焼き機を使ってました。これ関東ではあまり見ない物ですが、九州ではこれが主流なのでしょうか?
 お味はというと、皮がサクッと&パリッとして気持ちいい食感の薄皮です。そうそうこんな感じ・・・何が?ふっくらしたお腹の中には、あんこがたっぷり詰まってました。あんこは程よい甘さで、このサクッと&パリッの薄皮にぴったりです。この皮はこのたい焼き機でないと作り出せない形と硬さなのかも。
 いやー博多本格たい焼は確かに美味い。でも何故「博多」なのでしょう?ここがどうも気になる佐賀たい焼きでした。

 

 

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