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[招待席] “僕の仕事を愛してます!”…チェ・ジェリムは‘ビリー・フリン’だった  [초대석] "제 일을 사랑하죠!"…최재림은 '빌리 플린'이었다

2021-05-19 11:00:00 | ☆韓国ミュージカル・演劇☆(記事等まとめ)
翻訳サイトで翻訳 ⇒ 自分で手直し ⇒ 韓国語のお稽古で修正
という段階を経てはいるのですが、表現としておかしい部分が残っているかもしれません。
個人の覚え書きとして、温かい目で見ていただければ幸いです。
*記事内の写真は元記事 [초대석] "제 일을 사랑하죠!"…최재림은 '빌리 플린'이었다 からお借りしています。


[招待席] “僕の仕事を愛してます!”…チェ・ジェリムは‘ビリー・フリン’だった
ミュージカル‘シカゴ’ チェ・ジェリムインタビュー…‘完璧な腹話術’の秘訣を公開



今年で韓国公演21年目、12番目のシーズンを迎えたミュージカル‘シカゴ’にミュージカル俳優チェ・ジェリムが挑戦状を突きつけた。結果は肯定的だ。‘合格点’という好評一色だ。歴代最年少ビリー・フリンというタイトルまで獲得したチェ・ジェリムは、今完璧な腹話術と優れた伝達力で舞台を掌握している。

最近、ソウル九老区のDキューブアートセンターでチェ・ジェリムと会った。チェ・ジェリムは“大韓民国のライセンス作品の中で3本の指に入るほど歴史のある‘シカゴ’を一緒にすることになった”、“俳優個人としても‘よく来た’と誇りを感じる”と話した。

ミュージカル‘シカゴ’は1920年代にアメリカのクック郡で実際に起こった公判を背景にしている。ジャズの熱気と冷血な殺人者たちが蔓延っていた時代を皮肉った作品だ。チェ・ジェリムは、パク・ゴニョンとともにシカゴ最高の人気弁護士ビリー・フリン役を演じた。ビリーは空々しくふてぶてしい演技で主人公ヴェルマ・ケリー(チェ・ジョンウォン、ユン・コンジュ)、ロキシー・ハート(IVY、ティファニー・ヤング、ミン・ギョンア)ほど存在感を表す。

“僕は‘シカゴ’公演を毎シーズン見ました。見る度に本当に格好よくてセクシーな公演だと思いました。その公演の味を今感じてますね。観客の前で公演する度に、毎回喜びで身体が震えてじいんと来ます。”

‘シカゴ’の舞台は特別な装置がなく、シンプルそのものだ。舞台の中央で14人組のライブバンドが演奏するジャズナンバーに合わせて、俳優たちが官能的な魅力を披露するだけだ。多少シンプルな背景がむしろ‘シカゴ’に出演する俳優を引き立たせている。ターニャ・ナディーニ演出が“指先までストーリーテリングすること”を俳優たちに注文したのもこのためだ。

“演出がすべての踊り、音楽、せりふに最大限真実でアプローチするようにと言いました。華やかで官能的な振り付けがたくさん出てきて、‘짠짠짠’(注1)できる公演かもしれませんが、そのまま公演してはいけないということです。最小限のセットの上でごくシンプルな衣装を着ているので、一層ディテールが表れているようです。とても挑戦的ですが、そういう部分が面白いです。”

チェ・ジェリムは1970年代に作られたミュージカル‘シカゴ’が1990年代に入ってから本格的に興行し始めた原因について自らも考えた。彼が見つけた作品のロングランの理由は“‘シカゴ’が変わろうとする内容を観客が同意するから”だった。



“人々の生き方は少しずつ変わっていますが、コアは変わらないじゃないですか。世の中にはたくさんの不条理がありますが、与えられた環境の中では見えないんです。ところが、舞台の上にそんな面が引き出され、拡大した姿に見えると考えるべき地点が現れます。作品に登場する人物は皆個人的で利己的で欲望に忠実です。それで、情を与えることが難しいです。憎い人だけずっと出てくる公演になるかもしれません。しかし、むしろそんな面があまりにも率直に表れるため、そこに魅了されるようです。”

チェ・ジェリムはビリー・フリンと自分の似ている点は‘職業精神’だと言った。“ビリーは裁判で勝つことと勝つための方法を思案することが好きで、記者の前で依頼人を弁護し代弁することが好きです。自分の仕事を愛し、楽しむでしょう。個人の人格とは関係なく、そのような面は似ているようです。”

チェ・ジェリムは熾烈な競争率を勝ち抜いてビリー・フリン役を獲得した。この過程でメンターのパク・カーリンの助けも受けた。 パク・カーリンは俳優、音楽監督として‘シカゴ’に参加した経歴がある。

“パク・カーリン先生には歌をメロディックに歌うなと言われました。ビリーのナンバーは、自分の意思を通す内容が盛り込まれているので、非常に力があり強い主張をしなければならないと言われました。ビリーの歌は、ブラスポップやブラスジャズのような歌として聴けるんですよ。ナンバーに接近する方法自体を変えました。”

観客はチェ・ジェリムが見せるビリー・フリンの強みを‘完璧な腹話術’と言う。彼の腹話術の実力は、練習室の公開当時も好評を受けたが、以後、プレスコールの時、さらにアップグレードされて話題になった。おかげで彼が出た‘We both reached for the gun’ナンバー(注2)の再生数は100万に達する。



“原理さえ分かればそれほど難しいのではありません。小細工に過ぎないのに、劇中でたくさん目立って見えますね。他の演技がもっと上手くなければならないのに(笑)原理ですか? 唇を最大限くっつけて、前に空間を作るために口を両横に広げた状態で、舌の表面は口の内側で動くと考えてください。‘ㅁ’と‘ㅂ’、‘ㅍ’のように唇がくっつかなければ出ない発音はやむを得ず口を動かさなければなりません。それを隠すために、唇の近くにつけることもあります。これだけ知って10~15分だけ 鏡を見て練習すればいいです。‘シカゴ’キャスト、ジョンウォン先輩、ギョンソンヌナ、ギョンア、ティファニー、皆上手です。”

最近、自分へ向けられた賞賛に身の置き所がないチェ・ジェリムだが、彼が悩むところは別にあった。他でもない‘伝達力’だった。ビリー・フリン役を任された俳優は、一度口を開いたら止められない。セリフも長く息も速いので、あっという間に過ぎてしまうこともある。

“スピード感はあってテンポは引っぱっていき、意志が最大限伝わるようにしようとしています。僕がどのような意図で話すのか、この文章が後で出て来る文章とどのように繋がりどこに行くのかを最も多く考えています。お父さんのかばんに入ってはいけないですから(注3)。代わりに衣装チェンジがないから楽です。僕が役で着た衣装の中で、最も現代的でフォーマルな衣装です。‘アイーダ’の時は服を最初から着せてくれなかったじゃないですか”(笑)

昨年チェ・ジェリムはミュージカル‘アイーダ’、‘レント’、‘キンキーブーツ’、‘エアポート・ベイビー’、‘ジェントルマンス・ガイド’に出演した。さらに‘ロトシンガー’1位と‘覆面歌王’歌王という修飾語まで貰った。個人的にも満足で満ち足りた年だった。特に‘キャラクターに限界がない’という観客の評価が最も幸せだったという彼だ。



チェ・ジェリムは今後、領域を少しずつ広げていきたいという計画も明かした。自分と合う役なら何でもやってみたいと話した。“映画‘内部者たち’でチョ・スンウ先輩が演じた役柄のように、たくさん考えるキャラクターをしてみたいです。表情で演技しなくても、たくさん考えていることが見える役割です。 韓国版‘シカゴ’のビリー・フリン役もいいと思います。”

しかし、何と言ってもチェ・ジェリムには舞台が自分の基だった。彼は‘人生の延長線’という言葉で舞台に対する愛情を表した.

“舞台は朝起きて、ご飯を食べて、顔を洗って、運動して、友達に会ってコーヒーを飲んだり、家で一人でテレビを見るのと同じことです。劇場に行って舞台の上に立って、他の人物になって仲間たちと演技をして家に帰ることに情熱と幸せがあります。僕の人生で舞台という空間、 舞台という概念は消えないんです。ずっと一緒に行くんですよ。”


注1:トロットのような舞台と説明を受けましたが、よくわかりませんでした
注2:
練習室公開 ティファニー氏Ver. 
뮤지컬 '시카고' 중 'We Both Reached For the Gun' @ 온라인 연습실 공개 (최재림, 티파니 영 소녀시대, 앙상블) [통통컬처]

プレスコール ギョンア氏Ver.
뮤지컬 '시카고' 프레스콜 중 'We Both Reached For the Gun' (민경아, 최재림, 앙상블) [통통컬처]

注3:原文では「아버지 가방에 들어가시면」と話しています。「아버지가 방에 들어가시면」(お父さんが部屋に入ったら)と伝えなければいけないのに、違う意味になってはいけないという例え。
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