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[レビュー]‘ジェントルマンズ・ガイド’1人9役チェ・ジェリム‘ワンマンショー’死と笑いのアイロニー '젠틀맨스 가이드' 1인 9역 최재림 '원맨쇼'…죽음과 웃음의 아이러니

2021-01-20 12:00:00 | ☆韓国ミュージカル・演劇☆(記事等まとめ)
翻訳サイトで翻訳 ⇒ 自分で手直し ⇒ 韓国語のお稽古で修正
という段階を経てはいるのですが、表現としておかしい部分が残っているかもしれません。
個人の覚え書きとして、温かい目で見ていただければ幸いです。
*記事内の写真は元記事[리뷰] '젠틀맨스 가이드' 1인 9역 최재림 '원맨쇼'…죽음과 웃음의 아이러니からお借りしています。


[レビュー]‘ジェントルマンズ・ガイド’1人9役チェ・ジェリム‘ワンマンショー’死と笑いのアイロニー

死という悲劇を笑いの素材にするというのは決して容易ではない。ミュージカル‘ジェントルマンズガイド:愛と殺人編’はこれを可能とする。8度の殺人が起きているが、全然不快感なく笑って楽しめる妙な作品だ。



ミュージカル‘ジェントルマンズガイド’は1900年代初め、イギリスロンドンを背景にしている。
貧しく生きてきたモンティ・ナヴァーロが自分がダイスクイス家の8番目の後継者であることを知って、伯爵になるため他の後継者を1人ずつ殺す過程を描いている。1907年イギリスの作家ロイ・ホニモンの小説‘イスラエルランク:犯罪者の自叙伝’を原作とする。

2014年トニーアワード4冠を始め、主要授賞式の中16個の賞を獲得して、ブロードウェイ3大ミュージカルアワードの最優秀ミュージカルのグランドスラムを達成したヒット作だ。韓国では、2018年の初演以後2番目のシーズンを迎えた。



ミュージカルだが演劇的要素が濃い。ナンバーは劇の進行に関与するよりコミックとミステリー、ロマンスの雰囲気を形成するのに力を注ぐ。もちろんナンバー自体も中毒性があり、すぐはまってしまう。

モンティ・ナヴァーロが8人のダイスクイスを殺害する陰謀を企んだが、観客に道徳的な罪悪感を抱かせない。現実と徹底した距離を置くことでこれを可能とする。その距離を置く中核は1人の俳優が9つの役割を消化するダイスクイスキャラクターにある。老若男女を行き来する扮装で登場し、劇に同化されにくい。

加えて殺人も正当性を付与する。8人の除去対象は道徳的に欠点がある人物だ。金と名誉に対する欲望、これを持った彼らの虚しい死で生と死の価値に対するメッセージも伝えられている。その上モンティの殺人もまた直接的ではなく状況を誘導する方式だから残酷という感じが全くない。悲劇的な死で笑いを引き出すアイロニーが奥深い。



何よりもジャンルがぶっちゃけてコメディという点が功を奏している。笑いの持ち分の9割は1人9役のワンマンショーを披露するダイスクイス役俳優にある。

今シーズン初めてダイスクイス役に挑戦したチェ・ジェリムは重くて慎重に見える外見だが、事実コメディ気質が多い俳優だ。子どものような純粋さから融通がきかない老人、気難しい貴婦人まで老若男女行き来しながら完璧な消化力を披露している。役割に合う声が変化しても歌が上手いという点が改めて驚かされる。

一方、今回の公演は2021年3月1日まで弘益大大学路アートセンター大劇場で行われる。モンティ・ナヴァーロ役 キム・ドンワン、パク・ウンテ、イ・サンイ、ダイスクイス役 オ・マンソク、チョン・サンフン、イ・ギュヒョン、チェ・ジェリムをはじめ、イム・ヘヨン、キム・ジウ、キム・アソン、ソヌなどが出演する。
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