なんか風邪引いてしまって週末は不調…何とか寝込むほどにはならないで済んでいるが、こういうときは自分の体質が本当に鬱陶しいわ。
風邪引きやすいし、治りにくいし、ちょっと無理してこじらせたりすると微熱が長期に渡って続いたりとか…それでも一時よりはずいぶん回復も早くなって、不調の時でも生活に支障が出る様なことは無くなったから良いけどね。
生まれつき肝機能に問題があるという奴は…傍目には解らないし本人的にも余り自覚無かったりしたんで、その事実を飲み込めるまでは本当に辛かったよなぁ…と、まぁ、今だから思えることだわな。
かみさん始め、多くの人に感謝だわ…。
それはともかく先日完成したスピーカー、こんな感じに納まっているわけだが、もうほんとぎりぎり目一杯場所食っているので、これ以上大きい物はどうやっても置けないと思う。
強いて言えば高さ方向はまだ何とかならないでも無いけどねぇ…そこまでする意味が無いわなぁ。
さて、多少手直し(バスレフポート内の塗装とか)しつつ、先に作ったのと聞き比べつつという感じだったのだが、何となく傾向は掴めたかと。
基本、ユニットが同じだから音質のキャラクターとかは余り違いは感じないけど、低域の出方は箱の違いがちゃんと出ている。
前のは曲に依らず低域は割と一本調子というか、よく言えば量感たっぷりに出ている感じだったのだが、今度のは曲によって低域の出方が違って感じる。
前のは、設計の問題と言うよりは箱の共振の所為で低域に膨らむ帯域があったのが、今度のはそれは解消された様だ。
fdを低く取った効果は、曲によっては確かに今まで感じなかった様な音を感じたりで、効果はあるんだが、それ以上に箱の共振による色づけが大きかったんじゃ無いかと思う。
その所為で、曲によっては低域の量感が減った様に感じる物もあるし、最低域が伸びた分低音を強く感じる事もあったりする様だ。
そして、どうやら今度の物の方がより「聴き疲れしない音。」のように感じる。
低域と一緒で、箱の共振で結構余計な音が乗っていたんじゃ無いかと思う、音の濁りとか変な音、と言うことでは無いのだが、長く聴いていると疲れてくると言うか、僅かだが癖がある、若干神経に障る音になっていたんだろう。
と、言っても大差は無いんだけどね。
てなわけで、新しい箱を作ったのはどうやら正解だった様で何より。
ただ改善点は設計を変えたと言う事よりも、板厚上げてダボ組併用、そっちの効果の方が高かったかも知れないね。
…という感じで割と短期間に3組のスピーカーを作って聞き比べたわけだが、これで納得いったのでひとまずここまでと思っている。
ま、最初に作ったキットは塗装が余りに…なので、近いうちに直して仕上げておこうとは思っているけどね。
2組目の箱は結果的に余り満足のゆく出来では無いので、当座はそのままだけどそのうち実験用にでもするか…無駄にはしないつもりだけどね。
そして余るユニットもまた実験用…取り敢えずこれ以上箱が増えると置き場所も困るから暫くはやらないけど、バスレフ以外の方式(共鳴管とか)でも鳴らしてみたいと思っているので、それまで寝かせておこう。
その為に買い増しした、と言うわけでは無いんだけどね。
買い増ししたのは、箱を空き箱にしちゃうのもなぁ、ってのと、実はユニットの片方、外観上気になる部分があって…まぁなんだ、色々あってちょっとけちがついちゃったので…販売店の対応は真摯で良かったんだけどねぇ。
ま、余計なことはこれ以上書かないでおこう。