サイコン（SIGMAのBC1909HR）の電池が切れた。
電池交換となるとトレーニングデータ（走行距離、時間、カロリー、ケイデンス、最大速度、最大心拍等々）は消えるのだが、総走行距離と総時間、タイヤ周長などの設定値は基本的に残るはず、なのだが、どうかすると全部リセットされることがある。
SIGMA_DataCenterでバックアップ取っておけば、本来消えないはずのデータは書き戻せば良いので電池交換前にトレーニングデータ以外の値もバックアップとる事にしている。
そして、トレーニングデータのうち、走行距離、時間、カロリー（サイコンによっては高度も）以外の各データは失われて戻ることは無いが、まぁ、それはしょうが無いという事で。
幸い交換用電池は（CR2450）は在庫があったので即交換、ところが…新品の筈の電池に替えても「Battery Low」表記のままである…。
電圧は正常に出ているし（旧2.95V、新3.30V）、どういうこと?
色々やって解ったのは、要は接触不良、新しいバッテリー（無名の中華製）が粗悪というか、表面にうっすら皮膜が出来ていて導通不良になるらしく、ティッシュペーパーでしっかり磨いたら正常に機能しだしたのだが、問題は何度も電池脱着しているうちにすべてのデータがリセットされちゃったと。
まぁ、一応想定内だったんでDataCenterから書き戻して…とやったらなんとそのDataCenterがエラー出して、デバイス値が消えちゃった…総走行距離と時間が0になってしまった。
流石にこれは焦った…。
DataCenterのデータは、トレーニングデータはマイドキュメントの専用フォルダに格納されているんだが、デバイス値に関してはユーザーフォルダ以下の\該当ユーザー\AppData\Roamingにデータがあるらしい。
エラーで正常に終了しなかった際にこのデバイス値が失われた状態になって焦ったのだが、ここで「EaseUS Todo Backup Home」でシステムドライブのバックアップを取っていたことが役に立った。
毎日一度、夜に差分バックアップを取っているのだが、「EaseUS Todo Backup Home」にはそのバックアップを仮想ドライブにマウントする機能がある。
これでバックアップを書き戻して何とか前日までのデータは復旧出来た。
今までの総走行距離のデータが失われるのが一番痛いんで、これで復旧できて本当に良かったわ…。
と言うわけで、何とか事なきを得たんだが、それにしてももうちょっとデータの保守は強固にして貰いたいよな…SIGMA_DataCenterは。
トレーニングデータとか履歴が残せるのはモチベーション維持には非常に役立っているんで有り難いんだが、不意に失われるようなことがあると逆にダメージでかいよ…。
…電池交換の際には、最低限、総走行距離だけでも手書きのメモも残す必要があると言う事だな…そこまでやれば完璧なバックアップと言えるのだろう、うん。
まぁ、その位はしょうがないのか…何か納得いかないけどね。
