私のPCはマウスが一杯繋がってまして(笑)、ローテーションで使っているのですが、そのうちの1台、G700のスイッチがチャタリング酷くなってきたので交換したという話。
以前MX-Rのスイッチ交換した際に余分に購入したスイッチの予備があったので、それを使用。
一部「?」となる部分が有るんで、一応作業の手順を記録しておこうと思った訳…G700はもう一台有るんでな。
700Sに買い換えるという選択肢は無し、Setpointが使えないからさ…GamingSoftwareは良い話を聞かないのがねぇ…。
分解自体は難しい事は無く、ソールを剥がしてネジ6箇所、普通の+ネジなので特殊な工具も不要。
上下は1本のケーブルで繋がれており、コネクタ外せば簡単に分離できる。
スイッチは下側、2階建て基板の2階部分にあるんだが…。
作業を進めるに当たっては、まずホイールユニットを外す。
ホイールユニットを外さないと基板を固定している4本のネジのうち、後ろ側の2本にアクセスできないので外す必要がある。
ユニットの固定は後部の黒い部分の上側、横向きにピンが挿入されていてそれだけで固定されている。
ピンを抜けば簡単に外れる。
ホイールユニットを固定している受側の黒い台座は、基盤と共にネジ止めされているのでそれも外す。
ホイールユニットの前側は基板と共締めの板金パーツに引っ掛ける形になっているが、そこには2本のコイルバネがある。
間にホイールスイッチがあるので、ホイール操作で誤動作しないようにある程度の荷重がかからないとスイッチ入らないようにするための負荷だろうから、無くさないように外しておくのが無難。
板金とネジも外しておく。
これで固定ネジは4本外したわけだが、まだ基板は外れない。
上のスイッチ基盤は下の基盤と2列14ピンのジャンパーで繋がれている。
のだが、ここはコネクターでは無くて半田付け。
ちょい面倒だが、スルーホールでは無いようなので普通に半田吸い取り線を当てるなどで吸い取ってやれば簡単に外れる。
熱が伝わりやすいように先に追い半田しておくと作業がしやすい。
これがスルーホールだったら大変な所だった。
スイッチ基盤が外れたら後は簡単、半田を吸い取って古いスイッチを外し、新しいスイッチを取り付ける。
スイッチの向きは左右で違っているんで、そこは注意。
元の状態を良く確認して、片側ずつ作業するのが無難かと。
最後に基盤を元に戻して、各パーツを取り付けて終了。
半田付けは、一通りパーツを取り付けてからやった方が良いかもしれない。
ネジ止め前に半田付けしたら基盤が僅かに浮いていて、そのまま気付かずネジ止めなどして基盤が反ってしまいパターン切るとか誤動作するとか、あり得るからね。
今回オリジナルのソールは廃棄、代わりはトスベールを5mmの目打ちで打ち抜いた物を使用、厚みが若干足りないかな!?と思ったけど実用上問題は無いです。
MX-Rの時はわざわざエアパッドソール買ったけど、思えばこの先バッテリーの交換なんかもあり得る話で、トスベールで良かったよなぁ…と思ったりもしたしね。
ちなみにMX-Rのバッテリー、米Amazonのマケプレで非純正の代替品が買えそう(発送可能みたい)なんだが、送料がかなりなのと果たして無事届くかどうか、トラブったときのことが心配で二の足踏んでます。
ま、まだ使用時間が顕著に短くなる様子も無いし、差し迫ってはいないんですが。
同じバッテリー、Logitechの他の製品にも使われているみたいだし、MX-R以外でも需要は有るんでは無いのかな?
国内で扱ってくれるところがあると良いんですけどねぇ…値段はともかく、入手性でね。