ケースフロントの吸気ファンが最近不調、Speedfanでコントロールしているんですが、気がつくと時々止まっていたりするように。
更に朝イチの冷え切っている時には振動が酷くて筐体と共振してビビる、こりゃ軸受けが本格的に駄目だなぁ。
という事で、こんなものを買ってみました。
AKASAのAK-FN072「Piranha」ファン…ピラニアってなんだよ…名前はともかく、120mm_PWMファンです。
どうせ買うなら変わったものが良いなぁ…という考えで色々物色していたんですが、最終的にAKASAのAK-FN059にしようと思って色々探したところ、扱っているところが殆ど無い。というか、日本サーマルテイクの直販くらいしか見つからない。
で、そこで初めてこのファンの存在を知り、こっちの方が面白そうだなぁ…と。
両者スペック的には殆ど同じ、見た目のインパクトはAK-FN059の方が派手で面白い(9枚羽根でしかも黄色だし)のと、同じ回転数ながら最大風量が多いのですが、但し若干ながらこっちの方が静圧が高いようなので、CPUクーラー(Assassinの前後)のファンに使ってみようかなと思っての選択です。
色とか形は、どうせ蓋閉めちゃえば見えないですしねぇ…とはいえ特徴的なぎざぎざのある羽根の形状自体は面白いと言えば面白い。
静音とか、静圧稼ぐのに効果ありという事なのかと思いますが…ただ、自分の使い方だとほぼ最低回転数に張り付き、という事になりそうな感じ。
購入した後で、「もしかして、羽根の枚数で言うと9枚の方が低回転時の静圧は高いのかなぁ…?」という疑問は沸いたのだが、まぁ良いや。
そのうちなんか機会があればAK-FN059の方も入手してみても良いかとは思っていますが。
中身はこんな感じ。本体以外には取り付け用のゴムブッシュのみ。
ペリフェラル4P変換ケーブルとかいった類のおまけやら取説類やらは一切無し。
ま、実際あっても邪魔になることの方が多いから、むしろすっきりしていて良いかも。
目論見としてはCPUクーラーにつけている隼120PWM(1300rpm)をケースファンと交換、AK-FN072をCPUクーラーへ、という事で二つ購入しました。
で、物の出来は交換してみてどうよ、という話になると実際の所「少なくとも悪くはなっていない。」とは言えるけど、後はどう評して良いやら…というのも、実際問題、やっぱりというか何というか実使用状態では、ほぼ最低回転数に張り付きで殆ど音は聞こえないのでねぇ。
試しに最大回転数まで上げてみると以前より唸るような低い騒音は減ったと思う。結構不快な音だったので気になっていたが、但し絶対音量としては風量が同等の為か大差ないように感じる。
回転音はAssassinの場合中央の140mmファンが支配的、AK-FN072の方は紛れてしまって判らない。回転数的に今までより一段高い音になると思うんだが、聞き取れない。
隼と比べて回転数が増えているから、相応にうるさくなってもおかしくは無いと思っていたので、悪くなっていないのは逆にかなり優秀って事かな。
結局全般としてAssassinの中央ファンの騒音が支配的で、前後につけたファンの騒音は評価出来る状態では無いけれど、少なくとも耳に付く不快な音は感じないし、風量なりの音は出るのは当然として騒音的には結構優秀なんじゃないかなと思います。
冷却能力に関しては隼比で静圧は倍以上有るけど絶対風量は差が無い為か、或いはやっぱり風量的に中央ファンが支配的なんだろうか、差は全く感じない。
結局、前後のファンはあくまで補助的というか、特に後ろのファンはほぼ自己満足以外には寄与していないはず(笑)。
冷却能力を上げようと思ったら、中央ファン含めてもっと大流量、高静圧の物でそろえないと駄目でしょうね。
まぁ、今回は冷却強化は全く考えていなかったんで無問題ですが。
この点はAK-FN059がたしか0.17アンペアだったので、より省電力になっているようです。
これより電力的に優秀なファンって少ないような。
今ケースの排気側につけているGentleTyphoonの1850rpmモデルは0.083アンペアと更に優秀だけど、その代わり風量も7割ちょっとだからね。
騒音もそこそこ優秀、消費電力低い、静圧有るし風量もそこそこという事で、結構使いやすいファンのような気がします。
結構気に入りました。
そして外した隼は、当初の目的からは外れて結局使っていなかったり…Assassin付属の12cmファンが余っていたんで、それを使えば良いと言うだけの話でした。
そのファンはフレームが一部ゴム製なのでP183のファンマウントにネジ止めというわけにはいかず、一旦お蔵入りさせていたんですが何のことは無い、隼もマウント部はゴムだった…ので敢えて隼を使う意味も無く。
ついでに言うと隼の回転数センサーとマザーボードの一部ファンコネクターでの相性で、回転を絞るとまともに回転数拾えないという問題もあったりで、使いにくかったというのもありますが(ファンコントローラーは外部チップだが、回転検出のみ一部サウスブリッジの機能を使っている為の模様)。
まぁ、Assassin付属の120mmファンも400rpm未満まで回転絞るととんでもない値になったりしますが、それでも隼よりは扱いやすいみたい。
で、結局ホームセンターでM4皿ネジのセットを買ってきて、Assassin付属の方をナット止めすることにしました。
という事でつまりは、AK-FN072を買った意味は全くの自己満足ですねぇ…。
ただまぁ、隼は勿体ないのでお蔵入りはせず、かみさんのPCにつけた無限2に移植。結果的に元の構成に戻った格好ですね。
最終的には、無限2に添付のファンが余った格好で、それはやはりかみさんのPCケース下段の中央ファン(AntecのP180なので)にしました。
SSD1台しか入れていないんでほぼ意味ないんですがまぁ…結果的にかみさんのPCが段々パワーアップしているなぁ…。
そうそう、かみさんのPCといえば、起動ドライブのSSDを入れ替えたんでした。
物は東芝のSSD 「X-gale 64GB」という奴。
東芝と言っても内製では無く、どっかのOEM品でしょう。今時SATA 3Gbps止まりだし敢えて何でこれ購入したかというと、安かったから(笑)。
今までがVertex2の120GBだったんで、性能的には大差ないかむしろ劣るし、容量半分程度だし良いところ無い様にも思いますが、それでも使い込んだお古よりは新品の方が安心なのでは無いだろうか?という判断での載せ替えです。
実際入れ替えて体感的な違いは全く感じません。
元々かみさんのPCは必要なソフト類入れた状態で(休止領域無し、ページファイル最小化)25GB程度の使用量だし、実績から今後も殆ど増えないと思われるので容量的にも十分だしね。
システムバックアップはOS標準の機能で毎週更新、バックアップとデータ用に500GBのHDD積んでいるんで、万が一クラッシュしてもすぐ復旧は出来る状態、まぁ、Vertex2のままでも問題は無かったとは思うんですけどね。
取り敢えず、少しでも安定快適に使って貰えるようにと考えて、色々手を入れ続けているという事です。
それにつけても、Win8はまだなんかよくわからんことが多いなぁ…