歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

不二

2011年04月28日 | 徒然 -tzure-zure-


藤の花。

甘い美味しそうな香りがぷんぷん~!迸(ほとばし)ってます。




春の嵐が吹き荒れたりしています。

旧い木造の我が家は、けっこう揺れていました。

というか、

毎日の余震で、毎日当たり前のように、揺れています。


ずいぶん、慣れてしまった。


ガタガタガタ、、ああ、またか。,,ガタガタ、、今度はどこだろう。

地震か、風か。
どっちだろうか。

ぼんやり 想いながら、現(うつつ)半分、

静かになるのを感じたら、

おとなしくまた、夢に帰ります。







日中は、ことさら暑くなってきました。

本来なら、半袖になって、
大手を振って 炎天下に飛び回りたい!

、、ところなんだけど。


ゴッホゴホ。


熱っぽさもなくなり、風邪っぽさは消えた。のに、
咳だけが、一向に止みません。というか、悪化しているような。。。

ゴッホグォ、ゴッッフォッホ!

からだが、内側からぶっ壊れようとしてるかのような、時もある。

なんだろう。
ネットで調べたら、「咳喘息」というのが出てきたよ。
これかしらん。。。ぽいかもなん。。。

これかしら? というのを見つけてしまうと、
もう、それのような気がしてしまって。


おっと。


まだわからん。

人って、ほんとに情報に とりこまれやすい。
気づかぬうちに、「あたりまえ」と、信じ込んでたり。洗脳されやすい。

無性に不安な時とかは、特に。






30年ちょい生きて来て、今まで
何にもしなくても 無闇に健康優良児だったので、
健康状態が「当たり前」だった。




齢31を目前にして、ついに、、、?抗えない老的衰えが始まったのかしらと、うすら寂寥感。
あるいは。。。



とにかく、
こんなに永いこと、病気的な状態になったのは珍しいので、

ああ、「ふつう」の「健康状態」であれるって、ありがたいものなんだなあ、って。

どんなに多くの人が涙をこぼして訴えようと、
自分が一度失ってみない限り、実感として本当に理解することができないのは、しょうがないのだろうか、人間の性。

自分と違う他人のことを想い遣れる想像力は、経験があってこそ。なのだろうか。


などなど。
色々、考えずにはいられない。

そうでなくても色々と、大きなことがありすぎる、昨今。



それにしても。




藤の花。

なんで こんなに惹かれるもんだか。






もうすぐ 四月も終ります。

今年の四月がどうやって始まったのかを、なんだか憶い出せない。

桜、咲いてたっけね?ずいぶん遠いことのような。。






なんとか仕事だけは、やりこなしているけれど(大変危なっかしいけど)、

お茶のお稽古も、バレエのレッスンも、残念ながら滞り気味。





立て直す時期だろうか。自分を。





ここぞとばかりに、
何らかの“教訓”を受けている気もする、今日この頃。



こうと決めたことも、
まだ迷っていることも。

日々、揺らぐ。








それにしても、




見つけたフジの花が、

ほんとに美しい。










明日こそ、

目が覚めときに、咳が 止まっていますように。

“あたりまえのふつう”に 戻っていますように。

ついつい、薬でも飲めば、治るかな、、って、揺らいだりするけど、

いや!
だいじょうぶ!自力でなんとか、治れるはず!信じる。

自分を信じる。
とりあえず、からだに良さそうなものを食べる。


出来ることは、
ひたすら まっすぐに願うこと。


願う。


わたしにも

あなたにも。









最新の画像もっと見る

post a comment