歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

帰りは明るく

2011年04月26日 | 徒然 -tzure-zure-

ハナミズキの色は、空に似合う。



ハナミズキと空は、全然違う色同士なのに、似合う。



ハナミズキと空は。





ライラックと風。

ライラックと風は じっとしてくれない。



公園の木。じっとしている公園の木。



光の木。


逆光の木。



たそがれる枝垂れ桜。



たそがれる枝垂れ桜と黄昏。



たそがれる枝垂れ桜と黄昏と三輪車の子。



あふれかえる緑。みずみずしい緑。
わさわさ、わさわさしてる。

五月が迫ってるなあ~、と想う。

わさわさする。
旅に出たいな~、と、想う。

わさわさ、気持ちがわさわさする。




あふれかえるクリーム色。モッコウバラ。
つるを伸ばして、たわわに咲いてゆく。
モッコウバラと初めて出逢った森のことを、ふと憶う。
もう帰れない森のことを、ふと、憶う。



つぼみに包まれる つぼみ。




つぼみに絡み合う つぼみ。

つぼみの時は、どんな花も まんべんなく可愛らしい。
赤ちゃんみたいなものかな。



立つ花と 落ちる花。

上の花と 下の花は、
よく見たら、違う花。



落ちてから混じり合う花。
違和感無く融け合う、別の花びら。



春の波。
あそこに立ちたいな。と、毎日想いながら、先を急いで、通り過ぎている。




てんてんてん、と。

それは小学校の中で。
小学校には 小学校らしい花が 小学校らしく咲く。




てんてんてん、と。

それは小学校の中で。




もうすぐ家に着く。

いったん止まって、撮る。
ドウダンツツジと、自転車と。

とうとう、
今度のGWあたりで、ご臨終を迎えさせることにしました、この自転車。
10年以上の付き合いでした。

ガチャコガチャコギャチャコ、と。今や、漕げば漕ぐほど、どこが鳴ってるんだか、けたたましく。

どうにも頑張らないと、速く走れない。坂を上るのも大変に。
もう、そういう齢のようです。

ぶっ壊れそうに鳴きながら。


なんか、
よぼよぼの老犬と、静かにゆっくりめに、散歩しているような、そんな気持ちです。

もう先は長くないんだなあとうっすら悟っていながら、伝わらないように、黙って。
気を使いながら、黙って、ゆっくり。

黄昏の静けさの中、小さく、ゆっくり。


犬、飼ったことないけど。




げええっっっほ!!んげええっっほ!!

字で書くと、なんか汚いね。

風邪がまだ、治りません。


会社を いつもよりも ちょっと早めに出たら、
まだ陽があって。

ずいぶん明るい、帰り路になっていました。


昼が、じわじわ長くなっている。
明るい時間が長くなっている。
あたたかい時間が、長くなって来ている。

でもまだ、ちょっと寒い。朝と夜は、まだ少し。


もうちょっと。




ちなみに、
帰り路で いちばん「はっ!」と気持ちが昂ったのは、

藤の花を見つけた時。

でも、そういうのに限って、撮り忘れる。

明日、撮ろう。



ちなみに今回 一番好きな写真は。








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1 Comments

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Unknown (fumika)
2011-04-30 21:35:34
メーヴェ、新調なさるのかしら?
古いけどわたしのに乗ってくれたらどうぞと思って。
よければなので、その気があれば連絡下さい。
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