最後のビーチへ。
「行くなら絶対この3つ!」と教わったうちの、
最後のひとつ。
「砂山ビーチ」です。

白砂の坂道を、登っていきます。
両脇は、照り葉の低木に囲まれた道。
この「砂山」を越えると、ビーチがあるんだって。

もう浮き輪も装着済みだよ。

けっこう長い道のり。

あっ!

肩にカマキリがのってる!
「カマキリだ・・・。」
なんと、私の肩に!
厳密に言うと、マイガッデス:CoccoさんのツアーTシャツを着てCoccoさんのツアータオルをかけた、
私の、その肩に。
弊社一同は、そこで、立ち止まって、
しばし。
というのも、
宮古島出身の社長いわく、カマキリは、
霊界からの使者。。なんだとか。。
ぜんぜん、悪い意味では無くて。
そんな話を聞かされている弊社一同だったので、
カマキリの出現には、静かに、感慨深く思いを馳せてしまうのです。
・・・。
*
と、
道を塞いでたら あれなので、
カマキリを傍の森にひょいっと還して、
再び、ビーチへ向けて。
のぼります。結構、急です。

むむっ!?

見えてきました!逆三角形!
あの青いライン!

おお~~~!!
グラデーーショーーン!
歓声。
白い砂の山道を越えると、海が現れる、、

なんというドラマチックな演出!
絵になるわ~。。。

下ります。ドキドキ。
じわじわ拡がる、海の絵。

わ~~~。
砂山の上から見下ろす海。。
これ、砂山が絵としてとても効いてる。
絵葉書みたい。。圧巻の美しさ。。

はやる心を抑えつつ、
富士山の「砂走り」みたいな、
すべり落ちそうな急坂を下っていきますと、

どーーん。
絵になる岩が、どーーん。
実際、この岩が記念撮影スポット。
入れ代わり立ち代わり、撮る人々がたくさん。
ここは、他のビーチよりも小さく、
また、監視員やライフセーバーも居ない、
観賞用の、小さなビーチみたいです。

逆光の影の岩肌のゴツゴツと、突き抜けるエメラルドの空と海の明るさ。
南国コントラスト。
ちなみに、唯一ぽつんとある海の家っぽいところは、
たまたま ここ一週間くらい、店主が不在だそうで。
すべての商品やらレンタル浮き輪やら、そのまんま無防備に、置きっぱなしでした。
it's 南国。
いざ、
ラスト・スイム!

この海も、やはり綺麗な、
透明なエメラルド。

残念なことに、
サンゴがダメージを受けているのか、少なくて、
色とりどりの魚がたくさん!の夢の世界だったアラグスクに比べると、
ちょっと淋しい感じ。。


砂はベージュ。やわらかい。

昨日買ったシュノーケルが、早速もう、曇ってきちゃったので、
あんまり長く潜っても居られず。。
ぷかぷか浮いたりしながら、楽しむ。
ラストビーチ。

波打ち際から離れられないボーイは、
寄す波返す波と たわむれております。

ちっちゃな子は、

(*)
浮き輪にもぐったり。

(*)
相変わらず、何しても癒しオーラ全開。
それから、

(*)
波打ち際で、

(*)
砂の堤防を作ったり。
大好きな砂遊びに没頭。

(*)
そして、

やっぱり食べてた!
さすがのアニモーだよ。
ひとしきり遊んだら食う。食ったら出す。遊び疲れたら寝る。寝飽きたら、起きる。
起きたら、食う。
エンドレス・アニモー。

戯れたよ。きゃワワッ!
なんという幸せな光景でしょう・・・。
*
そんなこんなで、
もう帰る頃。

色々あって、楽しかった。。。
ひと夏のアバンチューール。。

*
最後のビーチに、
やっぱりしんみりする。

終わってしまう、ひと夏の。。
そんな切なさを引きずりつつ。。


山を登って、
甘い海にお別れを。

ああ、遠のく。。


さらば、南の海。。
*
ビーチを後にして。
一行は、

なんか、新しく出来たばかりのハンバーガー屋さんへ行きました。
DOUG'S BURGER。
宮古牛を使ってるとか。

のりのりボーイ。
ちょっとはしゃぎすぎて、ママに怒られ、

号泣ボーイ。(あら、服が前後ろ。)
叱った後は、優しくなだめる、母親。
その脇で

お構いなしに はしゃぐちびっ子。平素通りのマイペース。
ほんと、やわらか~~い!

赤ちゃんが居るだけで、ハッピー500%増しになる光景。

おしぼりを、ドラムスティックにして、のりのりだぜ。
昨夜の宴にて 社長が仕込んでしまったこの遊び、
母は怒るに怒れず・・。

そんな風にして しばらく待っておりましたら、
来ましたー!

高級バーガーです。ちょっと、お高いんですのよ。
値段相応に、どでんとしたボリューム。
存在感。
オニオンリングもまた、でかい。
フォークとナイフが付いてくる。
刺さってる串は、刺したままにして食べるんだって。
さもないと崩れちゃうから。

ただちに引き抜こうとするベイビー。
私は、うっかり即座に引き抜いてしまったので、
崩れ落ちながらのやつに、かぶりついた。
アボカドが入ってるやつを食べました。
ジューシーー肉汁!肉汁ジューシーー!

さっきまで泣いてた子も、
元気にもぐもぐ。

手の平返しのハイテンション!
この、感情があっというまにコロコロ変わる感じ、
よごれつちまつた悲しみの大人でも、真似できるんだろうか、、いや出来ないかな。。。
だからこそ、子供のピュアさは、素晴らしい。
もりもり食べてたら、

なんと、虹が!
「うわ~~~。。」
なんか、これで「一通りぜんぶいいもの見た」感。極まれり。
エメラルドの海、満天の星(蛍付き)、雨、晴れ、南国の花、馬、
そして、虹、、、。
ああ、走馬灯のように・・。(走馬灯は省略)
「最後にいいもん見れたね~」と、
また、にっこり、しみじみしつつ。
ごちそうさまでした。

*



時は、昼下がり。夕刻手前の、暑い時間。
まだ真夏らしさをくっきり残したままの 南国の島の、
長い、
暑い、
甘い昼下がり。


お別れの、シャボン玉。

この後向かうところは、もう、
空港だけです。

そうです、
旅も、おしまいです。

*
ああ、着いちゃった。

空港。
レンタカーともここでお別れ。
ぜんぜん土地勘が無いところから始まって、やっと地理感覚が見えてきた頃に、
さらーっと、終わっちゃうんだもんね。
旅って。

黄昏の光に、
ブーゲンビリアの紅が燃える。

南国の陽が、最後まで にじむ。
*

見送りスパーク。

待合所で、最後のひとはしゃぎ。
キャッキャ駆け巡る、ちっちゃい子。

最後にお土産で、シーサー買った!

ウガーー!
最後の、ひとはしゃぎ。
*
宵の暮れ闇。
宮古島から、

那覇へのフライトは、小型プロペラ機!
30人~50人くらいが乗れるやつ。
子供でもわかる、ザ・飛行機!っていう、飛行機。
これまた最後に、素敵なのが来た。
*
夜の海を飛ぶこと、数時間。
着いたのは、もう日付の変わりそうな深夜。

空港から、都会へ。
都会の光は、走る光。

東京の夜は、走る闇。
*
*

またいつか、南の海。
*
~~~~~宮古島旅日記・完~~~~~~~
*
「行くなら絶対この3つ!」と教わったうちの、
最後のひとつ。
「砂山ビーチ」です。

白砂の坂道を、登っていきます。
両脇は、照り葉の低木に囲まれた道。
この「砂山」を越えると、ビーチがあるんだって。

もう浮き輪も装着済みだよ。

けっこう長い道のり。

あっ!

肩にカマキリがのってる!
「カマキリだ・・・。」
なんと、私の肩に!
厳密に言うと、マイガッデス:CoccoさんのツアーTシャツを着てCoccoさんのツアータオルをかけた、
私の、その肩に。
弊社一同は、そこで、立ち止まって、
しばし。
というのも、
宮古島出身の社長いわく、カマキリは、
霊界からの使者。。なんだとか。。
ぜんぜん、悪い意味では無くて。
そんな話を聞かされている弊社一同だったので、
カマキリの出現には、静かに、感慨深く思いを馳せてしまうのです。
・・・。
*
と、
道を塞いでたら あれなので、
カマキリを傍の森にひょいっと還して、
再び、ビーチへ向けて。
のぼります。結構、急です。

むむっ!?

見えてきました!逆三角形!
あの青いライン!

おお~~~!!
グラデーーショーーン!
歓声。
白い砂の山道を越えると、海が現れる、、

なんというドラマチックな演出!
絵になるわ~。。。

下ります。ドキドキ。
じわじわ拡がる、海の絵。

わ~~~。
砂山の上から見下ろす海。。
これ、砂山が絵としてとても効いてる。
絵葉書みたい。。圧巻の美しさ。。

はやる心を抑えつつ、
富士山の「砂走り」みたいな、
すべり落ちそうな急坂を下っていきますと、

どーーん。
絵になる岩が、どーーん。
実際、この岩が記念撮影スポット。
入れ代わり立ち代わり、撮る人々がたくさん。
ここは、他のビーチよりも小さく、
また、監視員やライフセーバーも居ない、
観賞用の、小さなビーチみたいです。

逆光の影の岩肌のゴツゴツと、突き抜けるエメラルドの空と海の明るさ。
南国コントラスト。
ちなみに、唯一ぽつんとある海の家っぽいところは、
たまたま ここ一週間くらい、店主が不在だそうで。
すべての商品やらレンタル浮き輪やら、そのまんま無防備に、置きっぱなしでした。
it's 南国。
いざ、
ラスト・スイム!

この海も、やはり綺麗な、
透明なエメラルド。

残念なことに、
サンゴがダメージを受けているのか、少なくて、
色とりどりの魚がたくさん!の夢の世界だったアラグスクに比べると、
ちょっと淋しい感じ。。


砂はベージュ。やわらかい。

昨日買ったシュノーケルが、早速もう、曇ってきちゃったので、
あんまり長く潜っても居られず。。
ぷかぷか浮いたりしながら、楽しむ。
ラストビーチ。

波打ち際から離れられないボーイは、
寄す波返す波と たわむれております。

ちっちゃな子は、

(*)
浮き輪にもぐったり。

(*)
相変わらず、何しても癒しオーラ全開。
それから、

(*)
波打ち際で、

(*)
砂の堤防を作ったり。
大好きな砂遊びに没頭。

(*)
そして、

やっぱり食べてた!
さすがのアニモーだよ。
ひとしきり遊んだら食う。食ったら出す。遊び疲れたら寝る。寝飽きたら、起きる。
起きたら、食う。
エンドレス・アニモー。

戯れたよ。きゃワワッ!
なんという幸せな光景でしょう・・・。
*
そんなこんなで、
もう帰る頃。

色々あって、楽しかった。。。
ひと夏のアバンチューール。。

*
最後のビーチに、
やっぱりしんみりする。

終わってしまう、ひと夏の。。
そんな切なさを引きずりつつ。。


山を登って、
甘い海にお別れを。

ああ、遠のく。。


さらば、南の海。。
*
ビーチを後にして。
一行は、

なんか、新しく出来たばかりのハンバーガー屋さんへ行きました。
DOUG'S BURGER。
宮古牛を使ってるとか。

のりのりボーイ。
ちょっとはしゃぎすぎて、ママに怒られ、

号泣ボーイ。(あら、服が前後ろ。)
叱った後は、優しくなだめる、母親。
その脇で

お構いなしに はしゃぐちびっ子。平素通りのマイペース。
ほんと、やわらか~~い!

赤ちゃんが居るだけで、ハッピー500%増しになる光景。

おしぼりを、ドラムスティックにして、のりのりだぜ。
昨夜の宴にて 社長が仕込んでしまったこの遊び、
母は怒るに怒れず・・。

そんな風にして しばらく待っておりましたら、
来ましたー!

高級バーガーです。ちょっと、お高いんですのよ。
値段相応に、どでんとしたボリューム。
存在感。
オニオンリングもまた、でかい。
フォークとナイフが付いてくる。
刺さってる串は、刺したままにして食べるんだって。
さもないと崩れちゃうから。

ただちに引き抜こうとするベイビー。
私は、うっかり即座に引き抜いてしまったので、
崩れ落ちながらのやつに、かぶりついた。
アボカドが入ってるやつを食べました。
ジューシーー肉汁!肉汁ジューシーー!

さっきまで泣いてた子も、
元気にもぐもぐ。

手の平返しのハイテンション!
この、感情があっというまにコロコロ変わる感じ、
よごれつちまつた悲しみの大人でも、真似できるんだろうか、、いや出来ないかな。。。
だからこそ、子供のピュアさは、素晴らしい。
もりもり食べてたら、

なんと、虹が!
「うわ~~~。。」
なんか、これで「一通りぜんぶいいもの見た」感。極まれり。
エメラルドの海、満天の星(蛍付き)、雨、晴れ、南国の花、馬、
そして、虹、、、。
ああ、走馬灯のように・・。(走馬灯は省略)
「最後にいいもん見れたね~」と、
また、にっこり、しみじみしつつ。
ごちそうさまでした。

*



時は、昼下がり。夕刻手前の、暑い時間。
まだ真夏らしさをくっきり残したままの 南国の島の、
長い、
暑い、
甘い昼下がり。


お別れの、シャボン玉。

この後向かうところは、もう、
空港だけです。

そうです、
旅も、おしまいです。

*
ああ、着いちゃった。

空港。
レンタカーともここでお別れ。
ぜんぜん土地勘が無いところから始まって、やっと地理感覚が見えてきた頃に、
さらーっと、終わっちゃうんだもんね。
旅って。

黄昏の光に、
ブーゲンビリアの紅が燃える。

南国の陽が、最後まで にじむ。
*

見送りスパーク。

待合所で、最後のひとはしゃぎ。
キャッキャ駆け巡る、ちっちゃい子。

最後にお土産で、シーサー買った!

ウガーー!
最後の、ひとはしゃぎ。
*
宵の暮れ闇。
宮古島から、

那覇へのフライトは、小型プロペラ機!
30人~50人くらいが乗れるやつ。
子供でもわかる、ザ・飛行機!っていう、飛行機。
これまた最後に、素敵なのが来た。
*
夜の海を飛ぶこと、数時間。
着いたのは、もう日付の変わりそうな深夜。

空港から、都会へ。
都会の光は、走る光。

東京の夜は、走る闇。
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またいつか、南の海。
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~~~~~宮古島旅日記・完~~~~~~~
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