歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

のぐっこさんの台所

2009年08月18日 | 料理 -kitchen-
ワタクシゴトですが、

実は、
この世で、一番、
心の底から愛してやまない、大事な人がいます。

それは、、、





Coccoさんです。
(写真は、肖像権を考慮して、全く別モノのCoccoさんです。)

Coccoさんは、
沖縄出身の歌手です。

要するに、ファンです。いや、ただのファンじゃないよ。けっこう熱めのファンなのです。

大好きすぎて、
ライブツアーを追っかけて、果ては沖縄まで行き、かの地で 無一文になった。
という 素敵な逸話もあるほどの、
命がけな、ファンです。



そんなCoccoさんが、このたび(8月15日付で)、
お料理をテーマにした
『こっこさんの台所』というエッセイ本を出しました。



ついでに
ひさびさの新曲も出してくれまして、(現時点ではPC配信限定ですが)
当然ですが、エンドレスにリピーティングしております。

ついでに申しますと、
去る8月15日、
出版記念の特別ライブが 渋谷のタワーレコードでありました。
当然ですが、行って参りました。
200名という限定枠を、なんとか勝ち取り。

人前で歌ったのは、一年半以上ぶりになります。
そんな激レア・フリーライブ。

それはそれは、
感極まるものでした。

詳しくは申し上げますまい。

とにかく、嬉しかったです。
また復活してくれて。また歌が聴けて。


大好きな誰かが活躍してるのって、それだけで とてつもなく励みになるし、
大好きな誰かが頑張っていると思うと、
一日一日が、いちいち嬉しく、楽しくなります。


四季をテーマにした四つの新曲も素晴らしいし、
肝心の本のほうも、ボリュームたっぷりで、良かったです。
(良かったら買って下さい。)




以上、宣伝でした。すいません、ありがとう。


で、

当然ですが、
早速 影響を受けまして。


よーし自分も、積極的に台所に立とうかな!
と、奮起。


第一号は、

かぼちゃの煮物。

  セイヨウカボチャ(西洋南瓜)

   Cucurbita maxima
   ウリ科カボチャ属  アンデス山地原産  
   英名:Pumpkin, Squash
   語源:ポルトガル語で「カンボジアのウリ(Cambodia abóbora)」


出来は、
まずまず。まずまずの滑り出し。


これ 実は、初挑戦でした。

以前 友人が サラっと作っていたのを目撃してから、
あれ、もしかして簡単なのかな?と、頭の片隅にあったもの。

ネットで調べてみたら、
ほんとに簡単!
しかも所要時間10分くらい。あっという間でした。

 1:かぼちゃ(4つ切り)をレンジで2分チン。
   種わたを取り除き、一口大(大きめに)切る。
   そして、鍋に敷き詰める。(皮を下に。)

 2: だし(粉末) 適当
    水     200cc
    酒     大さじ2
    みりん   大さじ2
    醤油    大さじ2
    砂糖(黒糖)大さじ2

   を入れて、ぐつぐつ煮る。

 落としぶたをするといいのだけど、無いから、ただの鍋ぶたをして、
 12分くらい。

、、以上。


半分食べて、半分はお弁当用にストック。



もひとつ、ご飯モノも。



枝豆(もちろん秋田産!)の十六穀入りご飯。

ふつうに塩ゆでした枝豆をまぜて、だし粉末入れて、十六穀の素みたいなのを入れて、炊くだけ。



これだけで、やたらと満足。
これだけで、急に「出来る男」になった気分。

いい気なもんですね。
これを毎日続けるのが、大変なわけだ。

* * * *

そして、第二弾。


「そういえば、冷蔵庫の中に、、」と
取り出したるは




ブルーベリー!

   Vaccinium spp.
   ツツジ科スノキ属シアノコカス節  落葉低木
   英名:blueberry
   別名:ヌマスノキ(沼酢ノ木)、アメリカスノキ


これ、
「うちで採れたの。」と、
植木屋さんの友人がくれたもの。

けっこう大量に頂いたので、なかなか食べ尽くすきっかけもなく
冷蔵庫にて 安らかに眠っていたのでした。


さすがにそろそろヤヴァイんじゃないかな、、と、引っ張り出してみると


 ・・・芳醇な ワインのかほり。・・・


あらら、良い匂い。。。つーか、もしかして“発酵”が始まっちゃったのか?


慌てて「調理せねば!」と思い立ったのですが、

さしたるネタが無い。

結局、
ジャムにすることにしました。



煮詰める。
ぐつぐつ。



たちまち
甘いワインのかほりが~~~♪

煮え立ってトロトロしてきてる、、っぽくなったら、

砂糖(=沖縄産の黒糖)を、適量(きもち、多め)に。



これも、あっという間。

ブルーベリーはなかなか固まらないので、ペクチンを加えるといいそうですが、
ペクチンなんて無いので、きもち長めに煮詰めてみた。
でも、煮詰めすぎると風味が落ちるので良くないらしい、ので、

早々切り上げ。



出来上がりー!


だがしかし。

そういえば。

詰めるビンが無い。


となると、早速消費してしまわねば!
ということで

ホットケーキを作って、垂らしました。



ホットケーキは どっちかというと得意なはずなんだけど、、

新調したばかりのフライパンの加減が まだ読めず、
ちょっと焼きすぎた。あんまり見栄えよく出来なかった。。

盛りつけも、ちょっと酷いけど。まあ善し。


一気に平らげて、
グッタリ。




おともには、紅茶を。

友人から頂いた、ウバの紅茶(from スリランカ)と、
これまた友人から頂いた KUSMI のアールグレイ(from パリ)を、
適当に調合して、ミルクティーにして 頂きました。


ごちそうさまでした。


自分で料理すると、内容自体は大したもんじゃなくても、
満足感が違いますね。


以上、きまぐれ「のぐっこさんの台所」からお届けしました。


 *


ちなみにのぐっこさんの台所から見えるのは



 シラカシ。お隣さんのお庭より。

  白樫
  Quercus myrsinifolia
  ブナ科コナラ属  常緑高木(15~20m)
  英名:Japanese White Oak
  材が白色だから、「シラカシ」。
  だけど、樹皮が黒いから「クロカシ」とも呼ばれる。
  、、どっちや;




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