1 (616) トンネルの中へ 2 (625) 登山前のウォームアップ 3 (640) 地下の存在を感じさせない空間 4 (653) 入山前の再確認 5 (678) 本格的な入口までの坂道 6 (692) 山道になっていく国道 7 (714) 点線区間への到達 8 (734) 外と中の境界 9 (744) 大河川の上流部 ・似たような場所の記事 海辺の集落への出入り口1(416)・2(508) |
※ 2011年9月6日撮影
土合駅の駅舎内。
遭難者数の多い谷川岳への玄関口であるだけに、登山前の心構えが多く書かれている。本格的な登山をするわけではないが,自然を舐めてはいけないということを確認して駅舎の外へ。朝寝坊して1本あとの電車になってしまったので,当初4時間の滞在時間が2時間半になってしまった。1日5本の区間で次の電車でも目的地に着けたというのだけでも有難いので,できるだけの風景を見られるように早足で先へ向かった。
玄関を出て振り返ると…
玄関にはモグラ駅の案内がある。玄関後方の地下にモグラ部分があるので,これだけの情報だとあまりモグラという感じはしない。
横を見ると…
モグラエリアへつながる通路が見えた。この時点でも駅舎の改札内を通るのがかなり遠回りに見える。完全に通路が囲われたこの構造ではショートカットもできないし。
駅前の広い広場を進んだ先から駅舎を見る。
規模の大きな駅に見え,現在では一日上下5本ずつという感じはしない。
駅舎と国道との中間ぐらいに…
宿泊施設のようなものがあった。営業状況はよく分からない。
道路に出たところから駅の方をもう一度。
奥に引っ込みすぎていて,国道をまっすぐ歩いていたら見落としそうだ。かつては他にも建物があったんだろうか。
国道を山の方へ。
すぐに地下ホームへつながる通路の下をくぐることになる。その横には…
通路からも確認できたように湯檜曽川が流れている。ここから通路に直接入れたら,そこそこ地下ホームまでの所要時間が短縮できそうだ。地下ホームへつながる道と知らずにこの通路を見たら,山の中で道路を越える通路の存在は異様に見えそうだ。案内はあるが,一見駅前には見えないし…
国道を進んでいく。
国道291号の表示。
その先のカーブを曲がると…
踏切が見えた。
駅側を見ると…
駅ホームが少し見えた。線路沿いに道があれば,距離がかなり縮められるだろう。谷川岳登山客のための駅であればこちらよりにホームも作れたような感じがするスペースだ。迂回が多いこの構造になったのは何なんだろう。
反対側を見ると…
川の上を越える橋になっていて,その先には…
トンネルの入口があった。下りでは1駅前から国境のトンネルに入っているが,上りの場合,一続きのトンネルはここまでになっている。
踏切を渡るとすぐに…
山の家の入口があった。ここを進むと駅のちょうど裏に着くが,道がないので駅までは結構距離がある。
途中ところどころに建物があるが,使用されているかは分からないものが多い。
土合橋の表示。
橋から見た下流側。
上流側は…
滝になっていた。雨のせいか元からなのかは分からないが,水の流れがかなり激く,橋の上にも水滴が飛んできた。
滝の先は…
また広くなって見える川の姿があった。今回の目的地はこの上流だ。
駅から約10分。だいぶ進んだような気もするが,山の本格的な入口まではまだ結構ある。