大規模な駅のバス停などは駅前にバス乗り場が整備され,乗り場が多数に分かれているのが大概だ。しかし,そこまで規模の大きくない駅前にも10ものりばがあるバス停があった。
東住吉区杭全交差点。
複数の道路が交わり…
5つに分岐している。この交差点周辺に「杭全」のバス停が点在している。「杭全」で「くまた」と読むかなりの難読なのだが,あえて駅名やバス停名をひらがなで書くことのある大阪市にしては珍しくそのまま漢字で使っている。
杭全バス停の周辺を見ていきたい。それぞれのバス停がどのくらい離れているかはさっきの歩道橋の見え方を比較すると分かりやすい。
東側(国道25号線上)
歩道橋がはっきり確認できる場所に方面別のバス停がある。
南側(今里筋上)
両側とも歩道橋から少し離れた場所に設置されている。
南西側(昭和町駅につながる道路上)
一つ目はかなり歩道橋の近くにある。しかし,その反対方面行きは…
結構離れたところにある。このあと交差点に侵入する前で余裕を持って停まれるようにするためだろうか。
西側(国道25号線上)
ここも一つ目で結構離れているが…
反対側の天王寺方面はそれよりも離れている。
最後の交差点の北側。
すぐ,JRの東部市場前駅と貨物の百済駅がある。いずれも杭全を名乗っていない。
この鉄道高架を目印にしてこちらの写真を見ると…
線路からもそれなりに離れたところに,かなり本格的なバスのりばがあった。
この北側の杭全を終点とするバスもある。
のりばも系統別に奥と手前の2つに分かれている。さらにここののりばにはこんなものもある。
杭全を通る系統別に乗り場がすべて示された案内。ほかののりばと離れているこの場所に図が用意されているのも意外だった。