時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(460) 復興の灯り

2010年11月13日 23時09分49秒 | 現在の中の過去
※ 写真撮影日:2009年12月10日

 以前の記事で阪神淡路大震災の爪痕や復興の象徴をいくつか取り上げた。その一つのルミナリエの写真を取り上げたい。
 点灯前。



 これが・・・

 点灯するとこう変わる。様々な色があることはライトが点かないと分からない。
 一方通行の会場内を進んでいく。










 光のゲートをくぐりぬけ,東遊園地へと抜ける。

 また別のモニュメントがある。

 この東遊園地内には…

 震災から5年が経った2000年1月17日に建立された「1.17希望の灯り」がある。その背後に復興の象徴のようなルミナリエの電飾。このイベントが震災の復興と関わりがあることを忘れてしまうぐらい会場はにぎやかだ。
 近くの神戸市役所の展望フロアも開放されている。

 東遊園地付近を一望できる。

 ロマンティックという言葉が似合いそうな光りの演出だが,少し隣のほうへ目を移すと…

 出店の並んだエリアがある。その出店も…

 縁日といった感じの店が並んでいる。何か不釣合いな気がしてならない。
 あと,会場内でよく目にしたのが…

 運営資金の募金のお願いだ。上の場所では兵庫県のマスコットはばタンもお願いをしている。募金よりはばタンの方に周囲の気持ちは行ってしまっている。記念撮影,握手,抱いてもらうなどなど。しかも,それは子どもというよりは大人がしている。すばらしい魅力を持ったキャラクターだ。それは置いておいて,募金は東遊園地に限らず,会場内の至るところでやっている。この華やかなイベントの現状を感じる場面でもある。