11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

日本がW杯優勝を実現!

2006年03月21日 20時50分08秒 | サッカー
「日本の野球が世界一だと証明するために戦ってきた」

メモをとってないのが残念だけど
試合後の松坂大輔はESPNのインタヴューにこのように答えていたと思う

僕は松坂のこういう自信満々なところを尊敬してる
周囲があれほど日本の野球を過小評価していたにも関わらず
日本のエースには自分たちが一番だというプライドがあった
キューバ打線を力で押さえ込んでしまうのも納得がいく

通訳が「世界一を証明するために」の部分を
「トップレベルであることを証明するために」と歪曲して伝えたのは悔やまれる
僕は松坂の言葉は日本スポーツ史に残る名言だったと思う


この勝利は日本のスポーツ史上もっとも偉大な勝利のひとつだ

初のプロ野球の世界大会で優勝した事実は永遠に変わることはない
ウルグアイがサッカーW杯の初代チャンピオンだと
多くのひとに記憶されているのと同じように
日本の名もまた、世界中の多くのひとたちの記憶に残る

ただ記録以上に重要なのは日本人のメンタリティーに与える影響かもしれない

日本のスポーツ界はもう世界に対してコンプレックスを抱く必要がなくなった
相手が自分たちより大柄だからとか、黒人選手だからとかいう訳のわからない理由で戦う前から相手を格上だと位置づける必要はなくなった

そもそも野球は1億2000万もの人口を誇るこの国でもっとも人気があるスポーツだ
そのなかから選りすぐりの精鋭を集めてきて
なにを弱気になることがあっただろう

日本の野球は勝つためのすべての要素を備えていた
パワーもスピードも大抵の場面で相手を上回っていたし
大事な局面でプッシュバントを決めてみせるような老獪さがあった

米国の審判のやり方にすばやくアジャストし
打席では大げさなジェスチャーで有利な判定を呼び込んでみせたりもした
いい意味での狡猾さ、適応能力は
100年以上の歴史を持つという日本野球の自力のなのだろう
観ていてなんとも頼もしかった

そして2006年3月21日
世界のホームラン王が率いる日本代表は世界最強の野球チームになった



次はサッカー界の番だ

自信を持って一歩一歩進んでいけば
世界一だって決して届かない夢なんかじゃない
WBCの日本プロ野球代表チームはそれを証明した

近い将来かならず、、

サッカー界もW杯優勝を目指そう!!