11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

計画通りにグループリーグを易々と首位通過

2006年06月21日 01時23分35秒 | サッカー
 うんちくを語るよりも、サッカーはやはり実際にプレイしたほうが魅力的だ。
僕にはこれまで50ヶ国以上のひとたちとボールを蹴ってきた経験があって、誠に勝手ながら草サッカー日本代表を自負している。
 ポジションは日本人らしく中盤の真ん中で、パスが得意だからプレイメイカーの役割を好む。でもチーム事情によってはフォワードやウイングの役割をこなすこともやぶさかではない。むしろたくさんボールが回ってくるチームであれば前線にいたほうが守備の負担が減っていいくらいだ。

 でも時々、前線にいるのが嫌だと思うときがある。
 それは相手のチームがセンターバックに大柄な選手を揃えていて、しかもガツガツと当たってくる場合だ。これはおそらく誰にでも共通する苦手意識になるだろう。身長・体重ともに20ほども上積みがあるような巨漢にぶつかられては、いい気分がするはずもない。

 ドイツはまさにこの“前線でマークされるのが嫌な相手”の典型だ。
 以前にも書いたように、百戦錬磨のセンターフォワードだったユルゲン・クリンスマン監督は、あえてこのような大型選手を選んでいる。
(参照:典型的なドイツ人~クローゼが開幕戦をクローズ~
http://blog.goo.ne.jp/samuraispirit11/e/e77575c903c7697c0f8b737a4b0eab57)
 191センチ88キロのロベルト・フートは今シーズンのチェルシーの連覇達成とまったくの無関係だったけれど、エクアドル戦で先発出場を果たした。

 ドイツはサッカー界のヘヴィ級トップランカー。
 中南米やアジアの国々はこの階級の差にずっと悩まされてきたし、それは小さなブラジル代表のように優雅なエクアドルも例外ではなかった。つまりこれは下の階級のチームが上の階級に勝つことがほとんど不可能であることを示している。
 日本は階級を上げていく努力をしていかなければ一生ドイツに追いつけないだろう。彼らのパワープレイはオーストラリアのそれよりもずっと強烈だ。それをよくわかっているからこそ浦和レッズのギド・ブッフバルト監督は田中マルクス闘莉王が代表に召集されないことに怒りすら覚えた。

 それはさておき、ドイツの試合が面白くなるのは同じ階級のチームを相手にする、決勝トーナメントからになる。まず最初の相手はスウェーデンが濃厚だ。

ドイツ3-0エクアドル
クローゼ2、ポドルスキ

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