11人の侍

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FIFA年間最優秀選手はフランク・ランパード

2005年12月06日 08時40分22秒 | サッカー
イングランドのフランク・ランパードがFIFA年間最優秀選手賞を受賞することになりそうだ

少なくともFIFAは
既にバロンドールに選出されたロナウジーニョとこの偉大な英国人が
ふたつの権威ある賞を公平に分かち合うことを望んでいる

例えば先日発表された3人の最終候補には
ロナウジーニョ、ランパード、そしてジョン・テリーという選択肢もあった

チェルシーは昨シーズンヨーロッパで一番名を轟かせたチームだったし
CLの舞台では殴り合いの末バルセロナを打ち破っている
テリーはそのチームでキャプテンを務め
バルサ戦では決勝点となるヘディングシュートを叩き込んだ

実際に最終候補に選出されたバルサのサミュエル・エトーは
ロナウジーニョに勝るとも劣らないほど秀逸だったけれど
(得点王を逃したことも含め)実績ではテリーにやや軍配が上がる

同じクラブに所属するロナウジーニョとエトーは票を分け合うだろう
ランパードが漁夫の利を得る可能性は高い

だからといってランパードがこの賞に相応しくないなんてことは絶対にない

圧倒的な強さで昨季プレミアリーグを制したチェルシーの心臓であるランパードは
昨シーズンの全試合に出場してMFながらリーグ4位の13得点
これはチームの得点王だ

今シーズンはここまでファンニステルローイと得点王レースを並走
止まる気配すらない連続出場記録はプレミア記録を更新した

またイエローカードをもらわないランパードのクリーンなイメージも
ハードながらフェアなプレイを好む英国人の理想に、
またFIFAが掲げるフェアプレイの精神にも完璧に合致する