雀の日記

ようこの人生散策

星が一つ消えた

2013-12-26 18:46:05 | Weblog
94歳になられる知人がいます。

知り合ったきっかけは今から7年前、

そのおばぁちぁんが手編みのセーターを着ていたので、

何気なく声をかけて知り合いになり、

時々電話でお喋りをしたり、庭に咲いている花を、

頂いたりしていました。

矍鑠として、人生の先輩として尊敬していました。

おばぁちゃんから11月中旬電話が有り、

「菊の花が咲いているので、良かったらとりに来て、

来年、麦ナデシコの苗あげるね。」っと、

電話を切りました。


久しぶりにおばぁちゃん宅に電話をしたら、

娘さんが電話に出られて、

12月9日におばぁちぁんが亡くなった事を知らされました。

食べられなくなって、11月27日に入院して、容態が急変したとの事です。


おばぁちゃんは日頃、

「今の内、何でもおやりなさい・・・、

雨風をしのいで、ご飯が食べられて、

温かいお風呂に入って、それが幸せ」って言っていました。

電話口でいつも勇気と元気をもらっていました。

あの時、菊の花を貰いに行けばと後悔しました。














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