謎のメール 「いま、どこなの・・・」

誰にでも、ひとつくらい、誰にも言えないことが、あります・・。
もう、これ以上、問い詰めては、いけない。
人は、自分が求める答えだけを引き出したいと思ってしまうものです。
そして、他人の不幸を、こよなく楽しんでしまうものです。
僕は、彼を信じたいと思います。彼は、そんな男じゃないと・・。
でも、彼が、仮に、そんな男だったとしても、驚くこともないでしょう。
なぜなら、彼は、そんな男らしいから・・・。どんな男？こんな、男・・・、
なによりも、女が大好きなくせに、真面目な仮面をかぶった、ただのスケベな、おっさんッ！！！
先輩を敬わない、愛しい悪ガキの後輩たち（ＳＦコンビ）は、
先輩の携帯を取り上げ、勝手に女との約束を取り付けていました。
「イってまえッ～！ヤッてまえッ～！」と、大声で馬鹿騒ぎしていました。
ワッシー、それで、いいんですか？ワッシー、あなたは、人生の崖っぷちに立っていることを、ほんとに、わかっていますか！？
こんどは、片目の黒アザじゃ済まないんですよっ！
どんなに軽症でも、鎌田行進曲のヤスのように「ＴＨＥ・階段落ち！」は、
避けられないのですよッ！あなたに、それを、やる覚悟が、ありますかッ！？
ワッシー、行かないほうが・・・。

しかし、彼は、人生を賭けて、王子駅へと向かったのでした・・。


限りなく真実に近いフィクションを、限りなく虚構に近いノンフィクションに、
書くことの難しさは、書いてみないと分からないかと思います。
それでも、これだけは、真実を伝えたいと思います。

彼は、ス～パッパッのフッ君の隣でも、決して、タバコを吸っていなかった・・。

僕は、いまでも、ワッシーを信じているが、いまごろ、彼は・・・。

蹴飛ばし屋の馬スター