馬肉料理屋の大いなる悩みと日本ダービー。

何とも・・。お客さんが入れば入るほど台所が厳しいんだよな・・。
もともと馬の生産量が少ないから、仕入れ値が上がっちまうんだ！
だからって、こっちも値上げなんか出来ねぇーし。
う～ん、厳しい現状です。出れば出るほど嬉し悲しです。
でも、皆さんが会津の馬を食べてくれて感動してくれてることが私の喜び
ですから、仕方ねぇーと思って行けるとこまで行くべ！
行けなくなったらごめんなだべ！
おかげさまで連日てんてこ舞いしてっから、ブログもままならねぇーけど、
馬肉屋の本音を書いてくから宜しくね。

ところで、今週は日本ダービーだなし。
皆さんは、どの馬が勝つと思ってる！？
人会のお客さん達の話では、アドマイヤメインがミホノブルボンで、
メイショウサムソンがサニーブライアンで、ドリームパスポートが、
ウイニングチケットらしいよ。どれもダービー馬だな。
さて・・。
勝った馬も負けた馬にも感謝だな。馬には、ほんとに感謝だべ！

人会、明日も元気に開店すっつぉ！

店主

競馬で身を滅ぼす人がいても・・・。

競馬界は馬を走らせて稼いでいます。私は、食の世界で馬を食べて貰い稼いで
います。本当に旨いから自信を持ってお出ししています。
元々、馬は我が国では食肉としての文化を持っています。鯨も然りです。
鯨のベーコンは、私の幼少時、キロ数百円でした。それが、ぶったまげるような
値段です。お国の事情も分かりますが、悲しい現状です。
「国家の品格」という書物がベストセラーですが、全く同感です。
藤原さんの申される通りに、威厳の持たない国が舐められた国を維持しているようです。何でもアメリカの云う事を受け入れていたらボロボロになっちまうのに。
何を教えて行くのか！？馬を食うのは可愛そう？これは、鯨を食うのは野蛮だと
同じことの繰り返しです。日本の伝統食である馬を最も食わない国がアメリカで
すから。そのアメリカが真っ先に捕鯨を始めた国であることに何の矛盾も感じないで・・。そんな国です。そんな国に迎合している我が国に先は有るんでしょうか？
誇り高き民族、謙虚を知る民族として松井選手の発言に拍手を送りましょう。
そして、自信の舌で本物の旨さを知り、それを後世に伝えましょう！
本当に旨いものは、限りなく自然なものです。
自然の力には、逆立ちしても人は敵いません。
そんな旨さが馬には在るのです。
これは、本当だよ。
競馬も楽しいけど、馬はもっと身になる事もしてくれてんだよ！
だから、本当に感謝してんだよ！
競馬で身を滅ぼす人がいても、馬を食べて身を滅ぼす人はいねぇーと思うよ。
もっともっとがんばんべ！良い国になるようにな！

真っ直ぐな人の集まる店の店主