鶏屠殺

行ってきました。
ドキドキしながら………

始めに講義を聞いて肉食用のニワトリは生後２ヶ月ですでに大きくされるそうです。
すなわち、食べられるために生まれて来るのです。

岐大には卵を産むニワトリしかいないので、卵用種で行いました。
さすがに首を落とすことは躊躇し、そこだけ先生にやってもらいました。
グッと息を飲み込みました。

その後50℃くらいのお湯の中でゆらゆらして毛穴を開いてから脱毛機にかけると………
あら。さっきまで心痛めてたのが、美味しそうと思ってしまったわ。

そしてさばきました。
モモ肉、手羽、ささみをとり、お腹です。
まだまだ暖かい鶏肉。　今さっきまで生きていたんだと感じます。
お腹の中にはタマゴが！
卵官には、まだ殻がうっすらついた柔らかいタマゴが！
うわー！と声がでます。
そしてキンカン。
そこでモモさん。
ママ、キンカンってほんとにニワトリの黄身だったんだね……と。
え？！言ったじゃん！信じてなかったの？！
うん。絶対ウソだと思ってたわ～(笑)　だと。なんて娘(>_<)
肝も心臓も砂肝も出しました。
砂肝は肝じゃなくて、胃袋なんだって。

お肉は持ち帰り大切に頂きました。
さすがに卵用種は固くてはかなり噛見応えがありました。、
でも食べられるために生まれてくる命があることを知り、命をいただくと言うことを肌で心で感じました。
食卓に上がるすべての命に感謝します。

貴重な時を過ごしました。