安房34観音巡礼 その1

2011-12-30 16:09:00 | 安房国札34観音
平成23年12月29日
今日を安房国札34観音霊場巡りの発願の日とした。 今年は、自分でも呆れる程の仕事量だったがなんとかこなした。 このお礼と今年の骨休めを兼ねて、南房の観音様参りをすることにした。 来年は、仕事量を減らす手立てもできた。 

先ずは、1番那古寺である。那古寺は坂東33の結願寺なので何度も参拝したが今日は気分が違う。 健康で安房34も結願したいものだ。 写真は多宝塔である。 いつ見ても美しい形である。

本堂を参拝後、納経所へ。 ここでお坊さんから安房のまわり方とか注意点とか色々なアドバイスをいただき、ガイド本も購入した。 ありがたいことである。 これから参拝する2番の納経もいただく。

次は、数Km先の3番崖観音である。 崖観音を下から眺めるのは実に美しい。 またお堂から鏡が浦を眺めるのもこれまた美しい。 洲崎方面までよく見える。


5番興禅寺
写真は本堂、観音堂は本堂の左側。 納経は山門を出て2軒目のお宅でいただきました。(犬に吼えられました)


4番真勝寺
南房総市役所に車を置いて歩いて数分。 坂を登った所が観音堂です。 こんなに立派なお寺が無住とは。。。

この近くで、後2寺参拝したかったのですが昼食の関係で一旦、舘山市内へ戻る。

昼食後、31番長福寺へ。立派なお寺です。(お堂が新築されていました) 当寺は、大変、便利な場所なので、結願寺とした方も多いようです。


長福寺参拝後、再び那古方面へ。 R127で那古観音の反対側の旧三芳村方面へ
先ずは、4番真勝寺


真勝寺の後は、近くの5番興禅寺へ。 


近くの24番も参りたかったが今日はこれにて打ち止めし、今夜の宿、洲崎に向かう。

今夜の宿は「鳩山荘松庵」。 元は、鳩山一郎氏の別荘だったとか。 とても良い宿でした。 宿の部屋からの海の景色は最高。 さりげない感じがよい。 お値段もリーズナブル。 こんな宿が好きです。 後、何回か安房参りもあるので是非ご厄介になります。 

鳩山荘の入り口です


鳩山荘の海岸の庭。 松の感じが素敵です。 朝から釣り人が糸を垂れていました。


2日目 洲崎の養老寺
洲崎の名刹です。 源頼朝伝説、役の行者伝説等々です。


この寺では、大変、良い思い出がありました。  
写真はこの寺の娘さんです。 この方にお寺の歴史とか色々語っていただきました。
なんでも、大学の卒論テーマもこの寺の歴史検証がテーマだったとのことでした。 観音寺を沢山参ってきましたがこんなに楽しいお寺は初めてでした。

必ず、再訪問いたします。 よろしくお願いします。

昨日のお礼も兼ねて、那古寺へ。 これからお参りする、22番の納経もいただき、昨日、寄った、旧三芳村へ向かう。 昨日来た道なのでスイスイである。

24番延命寺
曹洞宗のお寺によくある「不許薫酒入山門」の石塔。 禅寺のお坊さんも結構「薫酒」に親しんでいたんでしょうね。 鐘楼で一発。(因みに、鐘は入門後、突くこと。 お参り後は縁起が悪いとのこと) 


21番智光寺
近所の方が、よくお守りしてるようです。
納経所のお店に伺いました。 この店のご主人が本堂内の「ちょうちん」を製作したとのことで自慢話も伺いました。 下の写真の「ちょうちん」です。 雑誌にも紹介されたようで製作過程の写真集も見せていただきました。


お堂内のちょうちん


三芳村の22番勧修院へ。 この寺のお坊さんは那古寺にお勤めといっていました。(立派なお寺です。 観音堂も本堂も。 六地蔵等、見るもの多し)


13番長谷寺

この寺の納経所の金木商店さんのおばあちゃんにもお世話になりました。 ひとしきりの孫談義のあと、お礼を言って、店を後にしようとしましたら、おばあちゃんからお茶のペットボトルを2本いただきました。 お四国のお接待の感じでしょうか。(ありがとうございました)

12番福満寺
仁王門がいいです。 観音堂は、ここから1時間程の登山なのでパス。


このあたりは、水仙ロードといわれています。 水仙を1枚撮って今回の打ち止めとする。


あぁ、今日もいい日だった。 世の中、今年は大変な年だったが来年は、よい年となるよう祈るのみである。

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