上高地へ

2008-09-14 16:37:00 | 旅行
<<3日分まとめて>>

上高地に行ってきた。12年振りである。夏も終わり、紅葉には早いが静寂な上高地もいいだろうと思った。 

■13日
今日は、上高地に入る予定だったが空模様がおかしかったので、高山をぶらつくことにした、本当は白川郷にも行きたかったのだが時間の関係で省略した。 高山は相変わらずの人気観光地である。 観光客で一杯だ。 それにしても「松本」から「高山」は便利になった。 安房トンネル開通の賜物である。1時間もの短縮である。

【この風情、洒落てますね~ (こんなのが一杯)】




高山で2時間ほどぶらついて宿の奥飛騨(新平湯温泉)へ向かう。 山中の宿である。 泉質も良い。


■14日
14日は、上高地散策である。一日遅らせたのは大正解である。晴天の中、大正池から河童橋へ左岸を歩くことにした。
大正池は美しい、焼岳が池に映る。でも、ちょっと景色の感覚が違う。大正池が以前より小さいのだ。焼岳からの土砂で少しづつ埋まってきたようだ。あと何年持つのだろうか。

【大正池と焼岳(池に映っている山)】


【田代池周辺】 秋を感じる色であった。穏やかである。


左岸を歩いて思い出した。12年前のGWの時は雪で一杯だった。この時、リバーサルフィルムで傑作を信じて撮影して、帰宅してラボから帰った雪の写真は全部露出アンダーだった。 これを機会に露出の勉強をしたのである。

左岸は左手に梓川越しに、奥穂高連峰・明神岳が美しい。
しばらく歩くと河童橋である。 静寂の上高地を求めてきたのだが「銀座並み」の人の多さだ。

【右が明神、奥穂には雲】


【河童橋】


昼食後、明神遊歩道を(梓川右岸)歩き、お気に入りスャbトで何枚か撮影。ここの景色は飽きない。

【水に映るは六百山】


明神のビュースャbトで折り返し、河童橋から帰路に着く。今宵は里山辺(美ヶ原温泉)だ。 ここの温泉は、ややぬるめだが気持ち良い。

■15日
里山辺から扉温泉経由で美ヶ原へ。 里山辺あたりは、今のシーズンは葡萄の里となる。ワイナリーで葡萄を食し秘湯、扉温泉へ。
扉温泉からビーナスラインへ出る道は凄かった。
すれ違いも出来ない道を約30分。対向車が来ないことを祈った。(1台だけすれ違い)広い道に出てホッとした。 隣に座っているお方?は、終始「大丈夫?」の声のみ。こっちもハラハラドキドキなのだ。

美ヶ原、気温は13度C。(寒い) それもそうだ、ここは標高2000mである。 こんな高度の場所に、こんなだだっ広い空間があるのが信じられない。 30分程、花の写真を撮って下界へ。 途中「白樺平」の白樺が美しい。


あぁ、今日もいい日だった。