川越リバーのブログ

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涙をためた花

2016年08月02日 11時39分25秒 | ソフトテニス
 梅雨は明けましたが、気まぐれなお天気です。けさも、曇っているなと思っていたら急に「サーッ」という音がして降り始めました。すぐに日差しも出て、明るい庭を濡らす雨脚が光って見えます。9月は木島杯、県シニア、市民大会、そして全日本シニアと大会が目白押し。食事をすませて、最初の“仕事”は大会のエントリー手続き。自転車に乗り郵便局で県シニアの参加費を振り込んだ後、このところ何回か出かけている西武新宿線沿いの畑地へ回りました。
 会いたかったのは「バイカウツギ(梅花空木)」。花の時分は過ぎていますが、白い清楚な花です。日本にも自生している花木で、調べると5-6月ころに花径7、8センチくらい、花弁が4枚の花を咲かせます。「サツマウツギ(薩摩空木)」とも呼ばれ、学名も「SATSUMI(サツミ=薩摩)」となっていますが、鹿児島には分布が確認されていないそうです。何故ですかね? 名前の由来は、大きさはだいぶ違いますが梅に似た花だからかな。ウツギというからには、幹には空洞があるのでしょうか。5弁や6弁、八重っぽい花もあります。ひょっとしたら、西洋品種なのかも。顔を寄せると、甘い芳香があります。
 背丈は7、80センチくらい。30本ほど植えられていて、生花用として栽培されているようにも見えますが、手入れをしている形跡はなし。大きく開いた花弁に溜めた朝の雨の名残りは、花の涙のようにも見えました。
(64蛍)