あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

地下鉄(メトロ)に乗って  品川8ナンバー??

2006-10-29 23:59:49 | 映画
う~ん・・・・


映画「地下鉄に乗って」を本牧のレイトショーで観てきました。
東京オリンピックに沸く昭和39年の世界を再現!
駅前を走るスバルや日野ルノー(だったと思う)オースチン、クラウンRS30系の旧車群。

たいして期待をしていなかったのですが最近予告編を観て期待してしまいました。

宣伝には「涙!」「感動」とかあったので涙腺の弱い私はなるべく前の方で観ました。

で、感想ですが…

う~ん・・・・

まぁ、観ても観なくても良いかな・・・。
特に「泣いた」とか「感動した」とか「もう一度観たい!」
とか無かったです。
堤さんや大沢さんの演技も良かったのですが
なんと感想を述べて良いやら

正直な感想を書くと映画を創った方々に悪いし・・・。

そんな中で「私的に」一番気になった所は例によって
「普通の人にはどうでもよい」「別にいいじゃん」な事ですが・・・

品川8のナンバープレートをつけたトヨペットコロナRT40。

昭和39年の新中野駅を歩く堤さんと北条さん。
駐車中のコロナの後ろを歩きますが、なんと「シングル8ナンバー」
昭和39年の設定なのでシングルナンバーに変更して頂くのは
基本中の基本ですが何故、特殊車両を表す「8ナンバー」?

そうか!張り込み中の警察車両で、今後のストーリーに重要な伏線となる訳か!
と上映中に気になって仕方なかった(笑)

しかしいつになってもそれらしい場面にならないし…

その疑問がなんとなく解けたのは映画の後半で
私を悶絶死させるクラウンRS40or41(稀少な丸テール)パトカーが出てきます。
(実際は「トヨタパトロールFS40」になるのかな?)
その白黒パトカーが「8」ナンバーだったのでその劇用ナンバーを流用しただけだったのかも。
4桁の数字を覚えておかなかったので2車が同一ナンバーかは不明です。

誰か映画館で見てきて分かったら教えて下さい
あれ?「品川」二文字だったっけ「品」一文字だっけ?

このRS40のパトカーって「時空警察 三億円事件編」でチラッと出てきた劇用車と同じかな。いつか実車を拝んでみたい一台です。ああ、正面から見てみたい。


パンフレットを見ると美術の方が
「すべてを限りなく忠実に再現すれば良いというものではないと思っています」
と書かれています。

かといって普通車に「8ナンバー」は変でしょう?旧車乗りにとってナンバーってこだわる方が多いんです。例えば「横浜5」と「横浜56」では雰囲気がまるで違うし。

「三丁目の夕日」が絶賛されるのはストーリーもさることながら細かい箇所も
忠実に再現されて「マニア」を唸らせたからだと思っています。

肝心な映画の内容も何だし、この映画どう評価したら良いのやら・・・。

点数?い、いやちょっと今から熱海レトロ紀行の続きを書かなくてはならないので

コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 熱海レトロ紀行 1 | トップ | 熱海レトロ紀行2 »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほどね (Boh)
2006-10-30 18:42:15
レトロマニアの彩雲さん、さすがです。

評価するところが違います。

そうですか、感動はないんだ…

もともと浅田次郎は苦手なんて見るつもりなかったんですけど、やっぱり見なさそう。

今、それどころじゃないんです。「24」見るので精一杯です(笑)
返信する
うはは(笑) (彩雲4号)
2006-10-30 20:38:27
Bohさん

>>評価するところが違います。

↑大笑いました(笑)。やっぱりね~、なんか人と違うなとは思っていたのですが(笑)



>>浅田次郎は苦手なんで~

実は私「ぽっぽ屋」とか観ていないんですがたぶん私的には合わないんだろうな。



>>「24」見るので精一杯です(笑)

見た事無いんですが評判が良いので私も見たらハマってしまうんだろうな~。なので初めから見ると大変そうだから見ないと思います。
返信する
映画は、この辺を・・・・・ (flingscottomomi)
2006-10-31 21:35:52
かつて、鳴り物入りの大作として公開された映画に「パールハーバー」と言うのがありました。ご存知真珠湾攻撃を描いた映画でしたが、予告編を見たとき、登場する零戦の色が「緑色」でした。興味のない人には別のどって事ないのですが、好事家にして見れば大問題です、空母機動部隊から発艦した艦載機は「灰色」と決まっており、この映画は大した事ないじゃないかな?と思っていたら、案の定コケでしまいました。
確か「地下鉄に乗って」はレトロなイメージを売りにした作品だったはず、この辺の考証はしっかりやらないとね・・・・・。真珠湾攻撃を描いた映画なら、「トラ・トラ・トラ」の方が全然出来がいいですよね!。好きな戦争映画に「戦略大作戦」と言うのありますが、「24」のキィーファー・サザーランドの父親のドナルド・サザーランドが大活躍します、父親の方が良い俳優です。
返信する
レトロに乗って (inomamo)
2006-11-01 00:05:26
この作品は小説しか読んでないんですが、最近のレトロブームにうまく乗ってるな、と思いました。なんというか、とてもよく出来てるんですが二回読もうと思う深みに欠けるところが浅田次郎らしいというか。

考証。むつかしいですね。私は変な部分が気になって映画を楽しめないぐらいなら、中途半端な考証はいらないです。現行のものを「見立て」で脳内変換した方がマシです。

パンフレットの文言は言い訳にしか聞こえませんよね。

話は変わりますがヤフオクでみつけたこの広告、とっさに彩雲4号さんが浮かびました。ドリームランドって60年代の自動車広告によく出てきますね。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/90478941
返信する
Unknown (彩雲4号)
2006-11-01 02:02:20
F先生
>>興味のない人には別のどって事ないのですが、好事家にして見れば大問題です。
そう!大門題なのです。
気にし過ぎかと思っていたのですが、やはり私には見過ごせません。
パールハーバーに出てくる零戦は52型ですからね。なんでも監督が「灰色だったという事は知っているけどゼロ戦のイメージは緑だから」という事らしいです。

inomamoさん
>>変な部分が気になって映画を楽しめないぐらいなら、中途半端な考証はいらないです。

仕方ないとはいえ130セドリックの初期型が駐車していたりしました(笑)

さて、ヤフオクですがこの絵葉書は3枚持っています(笑)
私のブログ自己紹介写真で使用していますが本来は「いつか自分のHPを作ったら載せよう」とかドリームランドネタを書く時のネタにしようと温存していました(笑)
この絵葉書も半年程前から出品されていますが誰も買いません(苦笑)

>>ドリームランドって60年代の自動車広告によく出てきますね。
コルト1100の輸出仕様のカタログでも別の写真が出ています。それが手に入らないのです(涙)

返信する
flingscottomomi (伝説の21型)
2006-11-01 07:17:31
いささか蛇足ぎみですが、
真珠湾攻撃に参加した零戦は21型で、初期南雲機動部隊の主力を構成した名機、零戦の伝説を生んだのはこの機体もっともバランスが取れています。52型は大戦末期に大量に作られた機体で、その頃には時代遅れになっており、パワーに優るF6F、P51、P47、あたりに良い様にやられていました。「ゼロ戦にイメージは緑だから」と言うのは、この監督がいかに軍事に感して無知であるかを示しており、こんな人物に戦争映画を撮られてはダメですよね。最近話題の「硫黄島」2作はこんな事が無ければ良いのですがね、大丈夫なか?クリント・イーストウッド・・・・・・・・。
キーファー・サザーランドの、父親ドナルド・サザーランドは、分かり易く言えば「アメリカの生瀬勝久」で演技が超個性です!。「戦略大作戦」では主役のクリント・イーストウッドが食われています。
返信する
メトロとパールハーバー (WG)
2006-11-04 00:43:46
メトロはテレビでのCMを見ながら、「彩雲4号さんは見に行くんだろうな」と思っていました。
パールハーバーは零戦だけでなく、全体に間違いが散りばめられています。私はむしろ、米国に都合に良い様に捏造された戦史(台本・脚本)に問題があると思いました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事