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あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

心房細動

2022-11-14 12:00:00 | Weblog

11月14日

手術当日の朝に看護師のお兄さんが迎えに来てくれて

術後の集中治療室で使う私物をチェックする。携帯電話の持ち込みもOKとの事で

書物の持ち込みもOKだそうだ、が、「読めれば、の話しですよ(笑)」

入院に当たって考えたのが退屈なのでアイパッドのレンタルをしようか否か迷ったが

落としたりするのが怖いので図書館に行き文庫本を10冊借りてきた。

ふ~ん?

お兄さんに連れられ手術室に歩いて行くとテレビで見るような手術台

 

上の無影灯を見る。古いタイプの無影灯しかイメージが無かったので

今はこんななんだ!丸いランプが10個以上あるんじゃないのですな。

 

手術台に上がり手を万歳する形を取るように言われ麻酔を吸うと

(当然 それから記憶なし

 

『彩雲さ~ん、終わりましたよ~』

との声に起こされて目を覚ます。短い時間だったようだが「え?もう終わり?」

第一声にニューハートワタナベ国際病院の広告でブラック・ジャック編で見た

「生きているということはすばらしい、ですね」と言うつもりだったが言えず

(因みにブラックジャックで好きな話しは「幸運な男」。思い出すだけで涙が出ます)

↑ニューハートワタナベ国際病院ツイッターから転載↑

 

それから集中治療室へと移されるが

とにかく呼吸をするのが苦しい!!

術前に「腹式呼吸の練習をしておいて下さい」と言われた意味をここで痛感

説明時に「手術直後は心臓付近の体液や血液を流すドレーン管を肺の上に通すので苦しい」

と言われておりました。

ドレーン菅は一晩で抜く事になるので抜いてしまえば楽になる、そうな。

鼻で呼吸をするよりも「息を吐く」事を意識すると自然、鼻から空気を取れるそうな。

なるほど~(ハァハァ【苦】

いや、でもこれで一晩と言われても寝れないし呼吸出来なくて死ぬんじゃないの?

いや、でもこれを一晩耐えればこれからの一生は楽になるんだから

いや、でも父は晩年肺気腫で苦しそうだったがこんな苦しみだったのか これが一晩で済むのならいいか。

「あまりに苦しかったら酸素ボンベも付けれますからね」

さっそくお願いしたりしてやり過ごす。

集中治療室には手術が終わった方々が他にもおられるのだが

隣の同年代位の女性が「せん妄」で大暴れ 

これも説明を受けていて「術後は幻覚、妄想に襲われる事がある」と言われていたが・・・

旦那さん、子供さんの名前をさかんに呼び何かが倒れ器具が散乱する音(キャー!)

さらに看護師さんに軽い暴力を振るっているみたいで・・・

うわぁ、職員さん大変だなぁ。自分はどうだったのだろう?と看護師さんに尋ねたが

そのような事はしていなかったそうなので良かった。

それから起きているようだけど寝ているような感覚で時間は過ぎていきましたが

とても持ち込んだ本を読もう、なんて気は起きずスマホすら使いたいとは思えん。

看護師さんが「読めれば、の話しです(笑)」と言っていたのはこれだったのね。

思っていたより早く時間が過ぎて病室に戻る事となり肺付近のドレーン菅や

各種の管を抜いたら楽になりました。

もうここまでくれば苦しい事は無いだろう!

安堵して病室に送られると部屋が別の部屋となっていましたが

なんと今回は部屋にトイレ付き!

これが本当に助かりました。共用のトイレもキレイだったけど部屋にあった方がはるかに楽。

洗面台もオサレ

 

術後はご飯(米、パン)の量も増えました。

経過は良好なようで退院も早く出来る事となり土曜か日曜どちらがいいか?

と選ぶように言われたのだが・・

快適な病院生活に一日でも長い方で日曜日にしたかったのだが

実家に1人で暮らす母が気になり19日土曜日に退院となりました。

(つづく)