部屋はテレビジョンの受像機や調度品もないが畳は張り替えたばかり。
竹の間からの眺めですが川の向かいにある清水銀行の建物も古くて実にいい。
さっそく館内を探索してみる。
帳場で宿の方から丁寧な説明を受けた際に
「戸が空いているお部屋は見学可能です」
と言われたので恐る恐る客室を覗いてみたり大広間に
入ったりも出来ました。
様々な宴が催されたのでしょう。大広間は二階になり外から見ると
玄関の上、明かりが点いている場所となります。
私の泊まった部屋は3階だが更に上には塔屋がある。
ものすごく贅沢な造りをしています。
更に部屋や廊下の電灯も造りが凝っている。
写真は撮ってきませんでしたが
お風呂は大浴場と二階三階に1人用の小さなお風呂があります。
その1人用の小さな浴場がまた良かった。
塔屋があったり他にも見所はたくさんありますがキリがないのでこの辺で。
食事は付かない素泊まりのみなので夕飯はスーパーに行って買い物をして
部屋でノンビリ食べていました。
自炊も可能なので共同の冷蔵庫が一階にありました。
今回は行きませんでしたが近くに「トリスバー」があるそうです。
http://sp.izuhapi.net/original/sanpo/2010/02/081030.html
ケイズハウス伊東を教えてくれた運転手さんから聞きましたが
次回こそトリスバーにも行ってみたい。
建物や宿のスタイルも良いのですが
ここの良さは「スタッフの良さ」にあると感じました。
帰宅後に母にこの宿の事を話したところ1人で泊まりに行ってしまいました。
母は帰宅すると「なにしろスタッフの皆さんがとても親切で~」と喜んでいました。
宿のURLはこちらになります。
http://kshouse.jp/ito-j/index.html
入浴だけでも出来ますしビール付きの入浴プランもあるなんていいですね~。
「いな葉」として廃業後は解体の運命だったようですがよくぞ残してくれました。
古い建物を存続させていくのは大変でしょうが今後の更なる発展を願っております。
おわり
古い建物(モノ)を存続させるには「いいな」と思っているだけではなく
私達がお金を払い泊まって(使って)いくのが一番。