８月１３日（水）
水曜日の定休日を皮切りに、１５日までの３日間、会社は夏季休暇として連休をいただいる。私たち不動産業者はマイホーム探しやお部屋探しのお客様で多くのご案内がある土日は大切な営業日であるから、当然平日休みが多い。と言っても平日は平日で物件調査などに費やす時間も多く、休みの取りづらい業界である。そんな業界だからこそ、あまり忙しくない時期、たとえば真夏と真冬は思い切って長期休暇をとるところも少なくはない。知り合いの大手建売住宅会社は１０日間プラス社員旅行など、大型連休となっているし、近隣の同業他社は大体１週間くらいの休みとなっているところが多い。
わが社は、全休を３日間とし、社員はこの３日間を絡ませて交代でプラス連休とってもらっている。連休初日は珍しくわたしも公務がなく、一日フリーであったがため、朝から高校野球を観戦しながら、一日中何も考えず飲んだくれてやろうと心に決めていたが・・・。第６３回全国大会松山大会の式典において使用する映像を、１月京都会議であった会頭所信演説の映像を使用するということで、一日も早く映像を入手したいがために、日本本会事務局に赴くことと相成った。
こんなにインフラが進んだ世の中にあっても、貸し出しはアナログである。データ配信してくれれが助かるのだが云々・・。とは言いつつも、全国各地の会員からすれば、私の住まいは恵まれた立地であるから、愚痴も言えまい。思い立ったが吉日！すぐに着替えて、浦和のネイルサロンに行くと言う妻に便乗し、『浦和』駅からＪＲ湘南新宿ラインで『池袋』駅へ、有楽町線に乗り換えて『永田町』へ、日本本会事務局にはドアツードア１時間。あれこれ考えているより身体を動かした方が早いものである。
映像を入手したものの、このまま家路につくのも勿体なく・・・『永田町』から有楽町線で『池袋』へ、池袋からＪＲ埼京線『赤羽』駅で途中下車・・時間は１６時少し前である。そろそろオヤジの聖地に足を踏み入れたくなる年頃であるし、昼でも夜でもなく、仕事サボっている感じでちょうどいいと言うべき時間帯である。向かった先はネット検索でひっかかった地元民しか行かなさそうな、赤羽西のやきとん“ながしま”である。駅から歩いて８分ほど、一度通り過ぎて様子を伺う・・・若干入りづらいところを意を決して引き返し、引き戸を引く。
４人掛けのテーブル２つとカウンター７席程、奥に座敷らしきものがあるが、ほぼ荷物置きと化している。
「いらっ～しゃい」声をかけてくれたのは何故かカウンターに座っているアロハシャツ来た白髪の老人である。カウンターの中にいる黒いおばちゃんは目を丸くしていた。「今日はなんだか若い子ばかりだね。いつもはおやじたちばかりなのにさ～」。そんなに若くもないのだが・・・と思いつつ後ろを振り向くと、３０代と思しき男女のカップルと２０代後半と思われるサーファーっぽい兄ちゃん二人組である。お店の雰囲気からして、確かにかなり若目の年齢層であった。
ビールを注文すると、キリンラガー大瓶が出てきた。いっぱいやりつつ目の前に置かれた串焼きの注文書と鉛筆を手に取ると、隣にいた白髪の老人から「今日はなぁ～タンとレバとナンコツが無いんだよ」と声をかけられる。「お盆前だから仕入がないんだよね」「この年になるとさ、あんまりいっぱいあるともうそれだけで串打ちやんなっちゃうから、仕込みもほどほどにするんだよね」とつづくカウンターの黒いおばちゃん。
ハツとカシラを２本ずつ塩で注文。待っている間は高校野球中継をつまみにビールをいただく・・外は明るい。野球を見ながら、時折野球解説か評論の様な合いの手が入るおばちゃんの話しかけに軽く応じる。店内を見回すと阪神タイガース。どうやら野球の趣味は合う様である。後ろの男女カップルから何故タイガースファンなのかという私の心の声を察したかのような質問が・・・阪神がスキと言うより巨人が嫌いだからという。
「高校野球よりプロの方が好きなのよぉ～」。高校野球からスポーツニュースに切り替えられる、テレビチャンネルはおばちゃんの特権らしい・・。昨日の巨人阪神戦メッセンジャーの一人打って投げて打点上げての一人野球に大絶賛。ソフトバンクから来た投手なんかやっつけちゃいな的な過激な発言も飛び出す自由なお店である。串焼き４本とビール大瓶一本でちょうど1,000円であった。外に出るとまだ明るい。休日の初日に発見したオヤジの聖地赤羽の老舗“ながしま”を皮切りに更にオヤジ飲みを開拓させたい。
ボリューム感あるプリップリのハツが旨い。店内は決してキレイではないが串焼きは旨かった。そして安い！おやじの聖地の皮切りは何ともアットホームなお母ちゃんのいる昭和を感じさせるレトロな雰囲気のやきとん屋さんであった。
水曜日の定休日を皮切りに、１５日までの３日間、会社は夏季休暇として連休をいただいる。私たち不動産業者はマイホーム探しやお部屋探しのお客様で多くのご案内がある土日は大切な営業日であるから、当然平日休みが多い。と言っても平日は平日で物件調査などに費やす時間も多く、休みの取りづらい業界である。そんな業界だからこそ、あまり忙しくない時期、たとえば真夏と真冬は思い切って長期休暇をとるところも少なくはない。知り合いの大手建売住宅会社は１０日間プラス社員旅行など、大型連休となっているし、近隣の同業他社は大体１週間くらいの休みとなっているところが多い。
わが社は、全休を３日間とし、社員はこの３日間を絡ませて交代でプラス連休とってもらっている。連休初日は珍しくわたしも公務がなく、一日フリーであったがため、朝から高校野球を観戦しながら、一日中何も考えず飲んだくれてやろうと心に決めていたが・・・。第６３回全国大会松山大会の式典において使用する映像を、１月京都会議であった会頭所信演説の映像を使用するということで、一日も早く映像を入手したいがために、日本本会事務局に赴くことと相成った。
こんなにインフラが進んだ世の中にあっても、貸し出しはアナログである。データ配信してくれれが助かるのだが云々・・。とは言いつつも、全国各地の会員からすれば、私の住まいは恵まれた立地であるから、愚痴も言えまい。思い立ったが吉日！すぐに着替えて、浦和のネイルサロンに行くと言う妻に便乗し、『浦和』駅からＪＲ湘南新宿ラインで『池袋』駅へ、有楽町線に乗り換えて『永田町』へ、日本本会事務局にはドアツードア１時間。あれこれ考えているより身体を動かした方が早いものである。
映像を入手したものの、このまま家路につくのも勿体なく・・・『永田町』から有楽町線で『池袋』へ、池袋からＪＲ埼京線『赤羽』駅で途中下車・・時間は１６時少し前である。そろそろオヤジの聖地に足を踏み入れたくなる年頃であるし、昼でも夜でもなく、仕事サボっている感じでちょうどいいと言うべき時間帯である。向かった先はネット検索でひっかかった地元民しか行かなさそうな、赤羽西のやきとん“ながしま”である。駅から歩いて８分ほど、一度通り過ぎて様子を伺う・・・若干入りづらいところを意を決して引き返し、引き戸を引く。
４人掛けのテーブル２つとカウンター７席程、奥に座敷らしきものがあるが、ほぼ荷物置きと化している。
「いらっ～しゃい」声をかけてくれたのは何故かカウンターに座っているアロハシャツ来た白髪の老人である。カウンターの中にいる黒いおばちゃんは目を丸くしていた。「今日はなんだか若い子ばかりだね。いつもはおやじたちばかりなのにさ～」。そんなに若くもないのだが・・・と思いつつ後ろを振り向くと、３０代と思しき男女のカップルと２０代後半と思われるサーファーっぽい兄ちゃん二人組である。お店の雰囲気からして、確かにかなり若目の年齢層であった。
ビールを注文すると、キリンラガー大瓶が出てきた。いっぱいやりつつ目の前に置かれた串焼きの注文書と鉛筆を手に取ると、隣にいた白髪の老人から「今日はなぁ～タンとレバとナンコツが無いんだよ」と声をかけられる。「お盆前だから仕入がないんだよね」「この年になるとさ、あんまりいっぱいあるともうそれだけで串打ちやんなっちゃうから、仕込みもほどほどにするんだよね」とつづくカウンターの黒いおばちゃん。
ハツとカシラを２本ずつ塩で注文。待っている間は高校野球中継をつまみにビールをいただく・・外は明るい。野球を見ながら、時折野球解説か評論の様な合いの手が入るおばちゃんの話しかけに軽く応じる。店内を見回すと阪神タイガース。どうやら野球の趣味は合う様である。後ろの男女カップルから何故タイガースファンなのかという私の心の声を察したかのような質問が・・・阪神がスキと言うより巨人が嫌いだからという。
「高校野球よりプロの方が好きなのよぉ～」。高校野球からスポーツニュースに切り替えられる、テレビチャンネルはおばちゃんの特権らしい・・。昨日の巨人阪神戦メッセンジャーの一人打って投げて打点上げての一人野球に大絶賛。ソフトバンクから来た投手なんかやっつけちゃいな的な過激な発言も飛び出す自由なお店である。串焼き４本とビール大瓶一本でちょうど1,000円であった。外に出るとまだ明るい。休日の初日に発見したオヤジの聖地赤羽の老舗“ながしま”を皮切りに更にオヤジ飲みを開拓させたい。
ボリューム感あるプリップリのハツが旨い。店内は決してキレイではないが串焼きは旨かった。そして安い！おやじの聖地の皮切りは何ともアットホームなお母ちゃんのいる昭和を感じさせるレトロな雰囲気のやきとん屋さんであった。
 | さいたま市南区を中心に地域密着度“№1”を目指して突進む 間もなく創業３０年の不動産業者 埼京ホーム |
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