先週、発熱しダウンしてしまった龍くん。
一度は回復しましたが、すぐ滝のような鼻水と咳を繰り返すようになり、相変わらず家で過ごす日々が続いています。
そして、ついに私にも風邪の魔の手が伸びてきました。
今日の朝、喉が痛いなと思い、念のため熱を測ると37.8℃…。
これはもう、子供と接する時間が一番長いお母さんが、必ず通る道ですね。
親子そろって、お医者さんへ行ってきました。
診断は「夏風邪」。
水分を多めにとって、静かに過ごせば治るとのことでしたが、もちろん大量のお薬もちょうだいしてきました。
そういうわけで、体を休めるためにのんびり過ごしていたのですが、なんとなく「風邪」という言葉について考えるようになり、結局いろいろと調べてしまった結果、あんまり休んでいないということに気づきました。
もう後の祭りですが…。(笑)
とりあえず、調べた結果ですが、分かったことは「風邪」の語源は色々あるということです。
例を挙げると、一つは大気の動きを意味する「気(か)」と「風(じ)」の「気風(きじ)」が転じたもの。
一つは中国医学でいう風邪の邪気・風邪(ふうじゃ)によって引き起こされるもの。
一つは妖怪・風の神による農作物や漁業に被害を与える空気の流動(邪気)が、人間の体内に入って病気の原因となるというもの。
なんだか中国と日本の伝承には通じるものがありますが、そのどちらもが「邪な気」を身の内に「引き込んで」しまうことで風邪になると考えられています。
ここに、「風邪をひく」という言葉の語源があるのだそうです。
たしかに、「インフルエンザをひく」とは言いませんもんね。(笑)
そう考えると、「風邪の魔の手」という表現を使いましたが、これは「風邪」という言葉の語源が持つ本質に近いものがあるのかなと思ったりしました。
とりあえず、風邪を邪気ととらえるのではなく、自らの不摂生と反省して、今日は早めに寝ることにします。
おやすみなさい。