大きな発泡スチロールの箱……?
家で第一発酵させ成型したパンを入れてきたのです。
ありぁ~、車で移動している間に、第二発酵が始まっていますね。
黄色いのは、冷凍しておいたリンゴの甘煮。
発泡スチロールの中に、熱湯を入れたコップを置き、もう少し第二発酵を促します。
左下は味付けした牛肉とごぼうやニンジンも載せてみました。
薪に火が熾きたので、第一弾を焼いてみましょう!
上にも鉄板を置き、熾きた炭を載せ挟み焼き!
なかなかイイ感じ……と、思いきや。
あれぇ~?
煤をかぶり、パンやチーズがうっすら灰色に。
パンの裏は焦げています。
下火が炭化してから第二弾を入れると、バッチリ!
篠竹の若竹(若芽)が、食べごろです。
(訂正: 今まで「姫竹」と呼んでいましたが、「姫竹」は、竹ではなく「千島笹」の若芽で、栽培/出荷もされているそうです。小屋で採れる自生の篠竹の若芽とは別物のようです、似ていますが。)
細くて硬くて、食べられるのかなぁ…という外見ですが、ぎゅっと巻き付いている皮を何枚も剥いでいくと、白くて軟らかそうな身が出てきます。
こんなにいっぱい皮を剥ぐ手間をかけても、食べられるところはほんの少し。
でも、その分だけ、軟らかいのにこりこりという食感と美味しさはたまりません。
炭の上で若竹を焼き、上段でスープも温めます。
第三弾は、プレーンパン。
窯の後ろに空気口を作りました。
若竹も美味しそうに色づき始めました。
ランチタイムで~す
メニューは、
窯焼きパン4種、炭火焼き若竹、
パンプキンスープ、ノンアルコールビール、& 香り高いcoffee.
第一弾の裏は真っ黒こげ。
下火が強すぎたのです。
でもこれもご愛敬❣
焼き具合みんな違って、みんな美味しい。
ランチの後は、窯の再検討。
下段で熾した火の熱が、上段へあがるようにレンガを組み直します。
これで一番上に炭火を置かずとも、上手く焼けるはず。
もう一度何か焼いて確認したいなぁ!
〈草刈りで現れたノイバラwild rose〉
sairaku窯は、セメントや土で固めません。
〔ブロック/耐熱煉瓦の組み立て式=分解/移動可〕型です。
そして、「なるべく手元にあるものをいろいろ工夫して利用する」が、基本コンセプト。
因みに、今回後ろ側の囲いとして被せた(8枚目の写真)のは、不要の流し台を解体した「流し」の部分(写真右奥)。
屋根瓦も何かに使えるかな?
sairaku