サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

~チーズを求めて北フランス一人旅①~

2012年04月01日 | 海外から
      

我が家の壁に貼ってあるポスターです。フランスのチーズの地図です。大人の身長ほどある大きさです。
2008年秋からただもっと知りたいというだけの理由でチーズの勉強を始めました。その時一緒に勉強仲間だったMさん。ワインの専門家です。彼女のフランスのお知り合いから勉強の応援にと巨大な地図がプレゼント。手描きの何とも味わいのある地図なのです。その一枚を私にも分けてくださったのです。

学校(Le Cordon Blue)では世界中のチーズについて学びました。講義と後半は毎回チーズとワインのテイスティング。フランス料理の実技やカッティングなどもありました。その時一番時間をかけて学んだ国がフランス。この国は一村一チーズという言葉があり何百種類ものチーズがあります。2000年前にローマ帝国によってチーズ文化が伝わり、のちに各地域の気候風土に合った形でチーズが独自の発展を遂げたのです。

何よりテロワール(風土)を大切にする伝統的発酵食品のチーズ。学ぶほどに造られている地域を訪ねてみたくなりました。今回はパリを拠点にノルマンディーまで足を延ばしました。
フランス語が出来ないので悪戦苦闘しました。小さな失敗もいくつかありましたが私にとっては実り多い旅でした。よかったこと、失敗含めての旅行メモです。後から割と役に立つのは失敗談です。次回の旅行の時に必ずメモが役立ちます。今回はフランス語も時折出てくることになると思います。よろしければおつきあいください。

 
左:川の右側はブルターニュ、右側はノルマンディー地方
右:ノルマンディーの羊たち。海の塩分の入った牧草を食べた羊はプレサレと呼ばれ
  おいしいのです。またチーズもしかり。