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猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー

2017-10-27 21:30:14 | 映画 2017
人類の間にあっという間に広がった「猿インフルエンザ」
人類は絶滅の危機に瀕しています。
その一方で高い身体能力と知能で人類を凌駕しはじめた、
シーザー率いる猿(エイプ)達。 
両者は種の存亡と地球の支配権を巡って、断続的な交戦状態となっていました。
争いを好まないシーザーは、森の奥深くに砦を築き、
ひたすら防衛にのみ徹していましたが、
冷酷非情なマッククロウ大佐率いるアルファ・オメガ部隊の攻撃を受け、
大佐に妻と長男を殺害されてしまいます。
大佐への復讐の念に憑りつかれたシーザーは、
安住の地を求めて移住の旅に出た仲間たちと別れ、
数名の部下を連れて大佐を探す旅に出たのでした。
旅の果てに大佐の要塞にたどり着いたシーザー達が目にしたものは、
劣悪な収容所で虐待され強制労働させられている仲間たちでした。
シーザーも捕えられてしまい、絶体絶命の危機の中、
最後の戦いが始まるのです。 


えっと・・・私は、猿たちと人類の最後の戦いだと思っていました。
でも、人間が自滅してゆくお話しだったわ。
人間の部隊が猿たちを襲うシーンがあるとはいえ、
最後の派手な戦闘シーンは人間VS人間。
え~?絶滅の危機なのにまだ争う?阿呆や・・・ 



言葉を忘れてしまった人間の少女ノバ。
むさくるしいオジチャンばっかりのなか(失礼・・)
可愛かった~。
このノバが物語の重要な鍵だったんだね。



猿のシーザーに「 あんたは情がない」と言われてしまう大佐。

感染者を根絶やしにするために息子さえも射殺した大佐ですが、
その大佐の部屋でシーザーは、大佐の息子の幼い頃の写真を見つけます。
大佐にもここに至るまでのドラマがあったんだと思わせるワンシーン。
大佐のこれまでの人生も、そして他の人間たちのドラマも、
もうちょっと描いて欲しかったなあ。
全編ほぼ猿たちの目線で物語が進んでいたので、
このままでは滅びる側の人間は、悪者扱いでしかないような・・・・


監督 マット・リーヴス
猿(エイプ) 
シーザー アンディ・サーキス 猿の集団を率いるカリスマリーダー
モーリス カリン・コノヴァル シーザーのシーザーの参謀的存在のオランウータン
バッド・エイプ スティーヴ・ザーン 動物園に住んでいたチンパンジー
ロケット テリー・ノタリー シーザーの友のチンパンジー 
レッド・ドンキー タイ・オルソン 人類側につく
コーネリア ジュディ・グリア シーザーの妻
ブルーアイズ マックス・ロイド=ジョーンズ シーザーの長男
コーネリアス デヴィン・ダルトン シーザーの次男
人類
大佐 ウディ・ハレルソン アルファ・オメガ部隊隊長
ノバ アミア・ミラー モーリスの温情でシーザーたちと行動をともにする
プリーチャー ガブリエル・チャバリア アルファ・オメガ部隊の兵士 
2017年10月公開


移動するのに、シーザーたちは馬に乗ってます。
そんなことをしていたら身体能力が衰えていくのでは?
単に人間に近くなってゆくだけのような気がしないでもない・・・
バッド・エイプは毛が抜け落ちてしまい、
外見的に人類に近い類人猿へと進化しておりますが、
寒いのか、ダウンジャケットと帽子を着用してます。
不便になってるよね?