業務&ITコンサルタントのひとり言

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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:現在の安価な医療費の是非

2023年02月05日 10時04分52秒 | 社会全般
日本の医療費は大変安い。それは日本の健康保険制度のお陰であり、そのお陰で我々日本人は安心して日本に暮らせている。但し、残念ながらこの制度を悪用している外国人が居るが、この本題はその問題点とは違う話しをしたいので、この外国人による悪用はこれ以上深入りしないでおく。

ここで取り上げたい問題点は、「安すぎる事による弊害」である。それは安すぎるから、簡単に医療に頼り、そして薬に頼っている現状は決して良いとは云えない。

本来であれば、人間は病気になり難い体を作るべきであろう。そのために、適度な運動をし、健康に良い食事を取り、良い生活リズムで暮らす必要がある。その上で何等かの理由で病気になった場合には、その病状次第では医者や薬に頼る...。その程度であろう。

実際、自分は親から健康な体を貰ったお陰で、薬は殆ど飲んだ事は無い。当然、注射はインフルエンザも含めて程んと打った事はなく、例の流行り病の時もワクチンを打っていない。そしてその流行り病に感染して39度以上の熱が出てもした時も医者には行かず、解熱剤を1、2回飲んだだけで、自力で治している。

医療費や薬が安いから医者に頼ってしまう逆の実例を挙げたい。
アメリカの歯科費用は大変高いので有名で、アメリカに仕事などで長期滞在する殆どの人は、渡航前までに歯の治療を済ましてから行く。そして渡航後は歯磨きなどをシッカリして、虫歯にならない様に気を付けている。

これと同じで、医療費が高くなると、病気にならない様に気を付け始めるであろう。そのために適度な運動を始める人も出てくるであろう。もしこの仮説が正しければ、医療費は必要以上に安くするベキではない。もう少し高くしても良いのではないだろうか。

それでこの考え方をする場合、子供の医療費をタダにしている自治体にも提言したい。子供を薬漬けにしないためにも、医療費の無償や止めるベキである。そして子供に対する支援は、別の形で行うベキである。
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